銀行にお金を預けていても増えない時代です。信じられないかもしれませんが、定期預金の金利が「6%」を超えていた時代もあったのです。バブル期の中の1990年-1991年辺りのことですが。このとき普通預金の金利も「2%」ありました。それ以降、銀行の預金金利はだーっと下がって、ついに「0.001%」という「何それ!?」というところにまで達します。これは2003年のことです(2005年にも)。で、現在はというと……
●みずほ銀行:0.010%(スーパー定期)
●東京三菱UFJ銀行:0.010%(スーパー定期)
●住友銀行:0.010%(スーパー定期)
●りそな銀行:0.010%(スーパー定期)
※2017年02月21日現在の「定期預金」の年金利です。
日本の四大銀行の預金金利がこの有様です。「300万円未満」「300万円以上」などありますが、いずれも同じです。銀行のサイトを見ると「増やす!」なんて書いていますが、この金利でお金が増えるなんて考えている人がいるのでしょうか!?
銀行にお金を預けていてもさっぱり増える感じはしませんね。それどころか、銀行からはATM手数料などで取られっぱなし、という人の方が多いでしょう。銀行に定期預金をしていればお金が増えるという、私たちの祖父、両親の良き時代は終わっています。各人がおのおのお金の増やし方を考えなくてはいけないのです。
(高橋モータース@dcp)