韓国の通貨「ウォン」の高安が注目されていますが、12月10日(火)はなかなか興味深い売買の激突が見られました。先にご紹介しましたが、10日も前日09日(月)と同じく17時(日本時間)以降急速にウォン安が進行し、その後一進一退を繰り返すという展開となりました。
以下のチャートをご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。ローソク足1本が1分間の値動きを示す1分足です。まず09日から。
次に10日です。
09日と同様にある水準で上昇するローソク足と下降するローソク足が激しく入り乱れる時間が散見されます。白眉だったのは以下の22時からの攻防です。
「なんだこりゃ」という激しい上下動があった後、ウォン高方向(チャートでは下降)に進む動きが出ますが、ウォン安方向へ引き戻す力も強大で、上下動の激しい(つまり瞬間に大量の資金を突っ込む)戦いが繰り広げられました。
リアルタイムで見ていた観客にとってはかなり見物(みもの)な時間帯だったのです。
(柏ケミカル@dcp)
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