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韓国『国民の力』の改革委員長「ヨハンさん」就任。4代にわたり韓国に関わる一族

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韓国の政府与党『国民の力』の革新委員長に「完全に白人じゃないの」という方が就任しているのをご存じでしょうか。

John Alderman Lintonさん、韓国語名では印曜翰(Ihn Yohan)「イン・ヨハン」さんです。


↑10月23日、『国民の力』の革新委員長に任命され、キム・ギヒョン代表(補選で惨敗しましたが代表をやめませんでした)と一緒に撮影。

2023年10月23日、『国民の力』の革新委員長に任命されました。


↑10月23日、『国民の力』事務所で記者からの質問に答えるイン・ヨハンさん。

この方は、韓国では有名人です。『延世大学』医学部の教授ですが、そもそもはスコットランド系アメリカ人であった曽祖父の時から4代にわたり韓国に縁がある方です。

曽祖父:ユージン・ベルさん
宣教師で朝鮮を訪れ、光州・木浦地域で活動。学校と病院を設立。娘のシャーロット・ベルさんがウィリアム・リントンさんと結婚。

祖父:ウィリアム・リントンさん
3.1運動を支援。

父:ヒュー・リントンさん
朝鮮戦争時に仁川上陸作戦に参加。

本人:ジョン・リントンさん
1959年12月08日生まれで現在63歳。一族が韓国に関わり4代目。

↑リントン家の韓国との不思議なえにしを描いた番組。

イン・ヨハンさんは、一族が長きにわたって韓国社会に貢献したとして、2012年に特別帰化を通じて韓国籍を取得。「大韓民国第1号特別帰化者」です(複数国籍を持つ)

すでに(ユージン・ベルさんに始祖とする)「順天印氏」という本貫も認められています。

4代目のイン・ヨハンさんは『私の故郷は全羅道、私の魂は韓国人』という著作があるほどですが、面白いことに、左派・進歩系の傾向の強い全羅道にあって、保守主義志向なのです

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の就任式に「国民代表20人」の資格で参加しています。

全羅道というと左派・進歩系の牙城ですので、本来は最大野党『共に民主党』の地盤なのですが、保守寄り『国民の力』の改革委員長に就任したのは、ご本人の保守主義のため。

韓国にはこういう方もいらっしゃるのです。さて、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権にとって援軍となるでしょうか。

イン・ヨハンさんの活躍に期待したいところです。

(吉田ハンチング@dcp)

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