韓国・帰ってきた李在明(イ・ジェミョン)。

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2024年01月17日、韓国最大野党『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんが政務に復帰しました。

↑国会に姿を現した李在明(イ・ジェミョン)さん/YouTube『JTBC News』チャンネル

李在明(イ・ジェミョン)さんは以下のように述べています。

「多くの方のおかげで再び出勤することができた。与えられた責任を最善を尽くして遂行する」

「国会も目新しく、ジャーナリストの皆さんも目新しく見える」

「世界の全ての人が経験する現実的な困難、その苦しみに比べれば、私が経験したこのようなことは、些細なことかもしれない。新年早々、多くの方が驚かれたようだが、私に与えられた国民が任せた責任を最善を尽くして遂行するようにしたい」

上掲の『JTBC News』の動画を見ていただければ分かりますが、「声が出ない」ということはないようです。饒舌に話していらっしゃいます。

この後、李在明(イ・ジェミョン)さんは『共に民主党』最高委員会に出席しました。

陰謀論を述べているのはどちらでしょうか

前日の01月16日には、『共に民主党』議員はそろって、李在明(イ・ジェミョン)さんが暴漢に襲われた件について「警察の対応を非難するプラカード」を掲げて示威行動を行いました。以下です。

『共に民主党』の主張によれば、警察は本件について、事実を隠蔽しようとし、捜査を縮小しようとした――というのです。

『共に民主党』の洪翼杓(ホン・イクピョ)院内代表は、

「重大犯罪者の身上、弁解文、犯人のすべての社会的キャリア、通話記録、インターネット検索記録、社会的関係網などを一点疑惑なく警察当局は必ず公開しなければならない」

「警察はもはや隠蔽・縮小で第2の政治テロを引き起こしたり、韓国社会を陰謀論と混乱に引きずってはならない」

「『共に民主党』は決して座視しないだろう」

と述べています。また、「私たちが持つ全ての政治的権利・権限を持って真実を明らかにする」と脅しのような発言もしました。

警察が捜査を縮小したのは、今回の事件を起こした人物の背景には特に政治的なものはなく、自身の義憤によって行ったものである――と判断したためと考えられます。つまり、金某が個人的に起こした単純な事件というのが警察の判断なのです。

「隠蔽・捜査縮小」と言い張る方がよほど陰謀論めいているのですが……『共に民主党』議員はそう考えないようです。

(吉田ハンチング@dcp)

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