2024年01月22日、YouTubeの金於俊(キム・オジュン)さんのチャンネルに、韓国「疑惑のタマネギ男」こと曹国(チョ・グク)元法務部長官が登場。
韓国ウォッチャーならこの時点でおなかいっぱいのハズです。
――というのは、この金於俊(キム・オジュン)という人物は札付きで、左派・進歩系を擁護する発言(保守寄り政権を批判する言動)で知られているからです。最も有名なのは、朴槿恵(パク・クネ)政権時に発生したセウォル号沈没事件について、陰謀論を展開したことです。
朴槿恵(パク・クネ)政権の転覆に一役買い、続く「The アンポンタン」文在寅大統領の時代にも牽強付会な主張を展開。ラジオ番組で(あろうことか)人気を博しました。
見た目から「薄汚い葉加瀬太郎」といわれます。
↑YouTube「金於俊(キム・オジュン)の謙遜はつらいよニュース工場」チャンネル
上掲が曹国(チョ・グク)さんが登場した回の番組の動画ですが、とんでもないことを言っています。
曹国(チョ・グク)さんは、『国民の力』非常対策委員会の委員長に就任した韓東勳(ハン・ドンフン)さんの娘の疑惑についてもっと調査をしろ、と述べました。
韓東勳(ハン・ドンフン)委員長の娘さんについては、『共に民主党』議員が散々と難癖をつけ、「経歴詐称」疑惑、韓委員長と配偶者・娘さんが業務妨害・偽計公務執行妨害などで告発されたのですが、調査した警察は「嫌疑なし」と結論づけています。
曹国(チョ・グク)さんは、これが気に入らないのです。なにせ、自身の家族は疑惑まみれで、曹国(チョ・グク)さん自身が裁判で有罪を宣告されています。何度もいいますが、息子のカンニングを手伝うような人なのです。
曹国(チョ・グク)さんは、「私の娘を捜査したのだから、韓東勳(ハン・ドンフン)の娘も捜査しなければ公正とは言えない」と批判。韓東勳(ハン・ドンフン)委員長の娘さんには11の疑惑があると主張しました。
面の皮が厚いというのは、こういう人のことをいうのでしょう。
傑作なのは、曹国(チョ・グク)を必死に擁護していた作家が転向したというニュースを『朝鮮日報』を報じていることです。以下に記事の一部を引いてみます。
かつて「曺国(チョ・グク)元法相の守護者」を自任していた作家の孔枝泳(コン・ジヨン)氏が、新作エッセイ『君は再び寂しくなるだろう』(原題)で、「86世代」(1980年代に大学に通った60年代生まれの世代)に対する反省文をつづった。
孔氏は「SNS(交流サイト)で熱心に擁護していたある人が、私が以前まで思っていたその人ではないということを悟った」として「悪口を言われても彼をかばっていたのは、当時としてはそれなりの愛国であり犠牲だったけれど、私が何も知らずに騒いでいたんだなあと思った」と回顧した。
(後略)⇒参照・引用元:『朝鮮日報(日本語版)』「かつて「曺国守護者」を自任していた韓国作家・孔枝泳氏、新作エッセイで反省文 胸中を吐露」
左派・進歩系にはうそつき、言行不一致・ダブルスタンダードの卑劣漢が多いですが、曹国(チョ・グク)さんはその代表格といえる人物。そのような人物を法務部長官に据えたのが文在寅です。
(吉田ハンチング@dcp)