不法な暴力に拠って立ついかなる主張も認めてはなりません。それはテロであり、言論の自由を封じようとする行動に他ならないからです。
2024年01月02日、韓国最大野党『共に民主党』の党首、李在明(イ・ジェミョン)さんが暴漢に襲われ、左頸部を負傷しました。このような行為は決して許されるものではありません。
しかし、01月25日、政府与党『国民の力』所属の国会議員・裵賢鎮(ぺ・ヒョンジン)さんが中学生、15歳14歳の少年に襲われるという事件が起きました。裵賢鎮(ぺ・ヒョンジン)さんは少年Aに頭を石で18秒間17回殴打されました。
不幸中の幸いで命に別状はありませんでしたが、裵賢鎮(ぺ・ヒョンジン)さんは『順天郷大学ソウル病院』に移送された後、約1cmの頭皮の裂傷を縫合する手術を受けました。
この少年がなぜこのような暴力行為に及んだのか、犯行動機はいまだ不明です。
自身も暴漢の被害に遭った李在明(イ・ジェミョン)さん、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領、韓東勳(ハン・ドンフン)『国民の力』非常対策委員会委員長など、韓国の党派を問わず、政界から「テロは主義主張、党派など問わず絶対に根絶しなければならない」と声明が出ています。
その声が真摯なものであること、また再発されないことを祈念せずにはいられません。
韓国メディア『ヘラルド経済』のスクープですが――犯人の少年が、『共に民主党』李在明(イ・ジェミョン)党首支持者たちの集会に参加し、そのときの映像を投稿していた――と分かりました。政治的な動機が少年を犯行に向かわせたかどうかは、まだ不明です。
(吉田ハンチング@dcp)