2024年04月10日に迫った韓国「第22代国会議員 総選挙」。いよいよ決戦まで1カ月余りです。
『共に民主党』では、李在明(イ・ジェミョン)派 vs 非李在明派の内紛が激化し、李在明(イ・ジェミョン)さんと取り巻き連中から「あんたはいらない」と判断された議員が離党するという事態になっています。
↑『共に民主党』を離党したキム・ヨンジュ議員。心なしか『社会党』の土井たか子さんに似ています。
Money1でもご紹介しましたが、「あんたは議員としての成績が下位20%」と宣告された大物議員(4回当選)のキム・ヨンジュさんは、2024年02月19日、『共に民主党』からの離脱を宣言。
↑ここだ!とばかりに説得にかかった韓東勳(ハン・ドンフン)委員長(月亭方正似)
『国民の力』非常対策委員会の韓東勳(ハン・ドンフン)委員長が「それなら!」と説得にかかって……見事に『国民の力』に入党してもらうことに成功(笑)。
2024年03月04日、キム・ヨンジュ議員は『国民の力』に入党することを公表。
左派・進歩系の『共に民主党』から、保守寄り『国民の力』への鞍替えですので、大丈夫か韓東勳(ハン・ドンフン)?という感じがありますが、韓東勳(ハン・ドンフン)委員長は、
「『国民の力』は、多様な考えを持つ様々な人が集まってこそ有能な政党になる。キム副議長が来て、私たちがより強くなり、有能になり、国民に奉仕できる政党になった」
と述べています。
一方のキムさんは、
「政治家は国家の発展と国民の生活の質の向上のために仕事をしなければならない」
「個人の私利私欲の道具になってはならない」
「これまで、私を選んでくれた永登浦区民と私を4選までさせてくれた大韓民国のために働いてきた。これからも生活政治、そして周辺の発展のために私の役割があれば躊躇しない」
と意気込みを語りました。
キム・ヨンジュ議員に去られた『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)さんですが、以下のように遊説に出ております。
さあ「監獄行きを懸けたゲーム」もいよいよ佳境です。
(吉田ハンチング@dcp)