韓国の若者「南米か!」

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漫才のツッコミみたいですが、これは韓国メディア『朝鮮日報』の記事タイトルに準じたものです。同紙は保守寄りのメディアなので、左派・進歩系を決して応援しません。

それはまあいいでしょう。しかし、「尹錫悦(ユン・ソギョル)は今回の総選挙で負けたら辞任した方がいい」などという不可思議な論陣を張っています。

仮に与党が破れ、その結果として尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が退陣するようなことがあると、韓国は自分で自由主義陣営国から離れ、戻れなくなりそうですが、そこは大丈夫なのでしょうか。

文在寅前政権で左傾化した国を立て直す、恐らく最後のチャンスと思われるのですが。韓国の皆さんが親北朝鮮・親中国の方向に走っていくなら知ったことではありません。「朝貢国に転落した」と世界から見られるだけんことです。

恥知らずがつくった政党の支持が上がる!

今回のご紹介するのは、韓国の若い世代が「南米か!」とツッコミたいのは、曹国(チョ・グク)さんの『祖国革新党』に対するおっさん世代の支持が高まっていることです。

『韓国ギャラップ』の直近の調査では、比例政党の対する支持は以下のようになっています。

『国民の未来』:34%
『民主連合』:22%
『祖国革新党』:22%
(以下略)

⇒参照・引用元:『韓国ギャラップ』公式サイト「デイリーオピニオン第580号(2024年03月4週)」

『祖国革新党』が、『共に民主党』の比例政党である『民主連合』に並びました。調査機関によっては『民主連合』を抜いた――というデータを出しているところもあります。

「オレいけるんじゃないか?」と思っているのか、上掲のような若干調子に乗っている写真も出るようになった曹国(チョ・グク)さん。

しかし、このような破廉恥漢を誰が支持しているのかというと……「革新中年」です。

「革新中年」だけが意味不明に支持している!

「革新中年ってナニ?」となりますが、大学生時代に運動圏を経験し、40代、50代になってもいまだ「マルクス主義」とか「主体思想」、「革命」などに妄想を抱いている人たちです。

不幸なことに韓国にはこういう人がたくさんいて(実に「らしい」という見方もできます)、文在寅などの恥知らずを支持しているのです。

この「革新中年」なる層が、左派・進歩でも李在明(イ・ジェミョン)は駄目だとし、もう一人の恥知らずである曹国(チョ・グク)さんの支持に回っているのです。


↑『朝鮮日報』が「革新中年」として出しているイラストが、上のような傑作な出来。「あれ? どっかで見たことある……」とならないでしょうか。日本にも確か「似たような見た目の方々」がいたような……。

⇒引用元:『朝鮮日報(日本語版)』「韓国「革新中年」をご存じですか? 空腹を知らないX世代、高度成長と民主化の恩恵を一身に」

ただし、若い世代には、このオッサンたちの考えが全く理解できません。「娘の不正入学を助けた父親だろ?」「一家の大黒柱として息子のカンニングを支えたオヤジだろ?」「裁判で実刑判決になったじゃん!」となるのが当然だからです。

先にもご紹介したとおり、『韓国ギャラップ』の調査によると、『祖国革新党』を支持しているのはまさに運動圏上がりの年齢層だけです(03月初旬調査・以下)。

29歳以下:0%
30代:1%
40代:11%
50代:18%
60代:8%
70代:1%

で――『朝鮮日報』の記事タイトルになります。「(韓国は)南米か!」と。

いわんとしていることは分かりますし、曹国(チョ・グク)さんのような恥知らずが国会議員になれるよう支持するなど、とても正気の沙汰とは思えません。

ですが……「南米か!」はいかがなものでしょう。韓国の皆さんは東南アジアやアフリカ、南米諸国などを下に見る傾向があります。なにせG7に入っているイタリアやカナダを下に見て、韓国こそG7にふさわしい――などと皆さんが言うので。

しかし、韓国は世界的に見て、それほど立派な国でしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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