韓国華城市の電池メーカー『アリセル』で大火があり、23人の方が亡くなりました。痛ましい事件ですが、さらに心が痛むのは犠牲者のほとんどが外国人の方だったことです。
出稼ぎに訪韓して火災に遭うとは、なんという悲劇でしょうか。労働環境が適正だったのかも調査されるべきです。
2024年06月25日14:28頃、韓国ソウル東大門区里門洞に建設中のマンションで火災が発生しました。
消防庁によって15:33頃にはほぼ火は消し止められましたが、一時は屋上に避難した作業員15人が孤立するという事態となりました。無事に救助されましたが、一歩間違えると危険な状況でした。
このマンションは、2025年01月に入居可能となる予定の新築物件でした。
中国天津の化学工場で大火
同日、中国・天津では化学工場で大規模火災がありました。
2024年06月25日10:20頃『天津渤化化工发展有限公司』の化学工場が突然黒煙を上げて炎上しました(過酸化水素水の製造棟と報じられています)。
↑『天津渤化化工发展有限公司』の公式サイトでは確かに自社製品として「過酸化水素水」が紹介されています。
天津一化工厂发生 #火灾事故,已造成7人受伤,1 人失联 pic.twitter.com/B6N3dFDmoz
— Fengyan (@Fengyan2064) June 25, 2024
↑『X』に上がった本件を伝える動画。
『CCTV』の報道によれば「負傷者7人が病院に運ばれ、うち6人が軽傷、もう1人が重傷で治療を受けている。 現場で1人が行方不明」となっています。
ウソみたいな話ですが、実は『天津渤化化工发展有限公司』では、去る06月21日には事故を想定した避難訓練を行っていました。
↑『天津渤化化工发展有限公司』の「会社ニュース」には「2024年06月21日に避難訓練実施」と書いています(上掲は当該ページのスクリーンショット)。以下はそのリンク先にある避難訓練の写真です。
↑「同社の常勤消防隊が火災現場に入り、人員の捜索救助、消火活動などの活動を行った」と書いています。
この火災の原因はまだ不明です。
(吉田ハンチング@dcp)