韓国の若大将・韓東勳が『国民の力』代表に選出。李在明と一騎打ちの構図

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韓国は政争の最中で、次期大統領選挙までこれが続きます。やってることは李氏朝鮮時代と同じです。世界のトレンドとは関係なくあほらしい戦いが外圧で叩きのめされるまで継続するのです。

かつてなら軍によるクーデターがあり得たのですが、もはやそれはあり得ません。

今となっては韓国の政治状況について語ることすら徒労に過ぎませんが、次期大統領選挙に関係することなので、とりあえずこれだけはご紹介しないといけません。

2024年04月10に行われた「第22代 国会議員総選挙」において、『国民の力』の非常対策委員会委員長として戦った韓東勳(ハン・ドンフン)さんが、07月23日、『国民の力』代表に選出されました。

尹錫悦(ユン・ソギョル)政権で国土交通部部長(国土交通大臣に相当)を務めた元喜龍(ウォン・ヒリョン)さん他3名との戦いを制しました。

人気からいって当然の結果で、こうなるのは予測されていました。


↑『国民の力』の当代表選挙に出馬した4人ですが、人気は月亭方正似の韓東勳(ハン・ドンフン)さんがダントツでした。

そのためか代表選挙の投票率も盛り上がりませんでした。

「文在寅アゲイン」というディストピアを狙う!

一方の最大野党『共に民主党』の方は、李在明(イ・ジェミョン)さんが党代表の予備選で得票率90%超えという結果です(本選が行われる全党大会は2024年08月18日)。


↑今日も今日とて裁判に出廷する李在明(イ・ジェミョン)さん。

李在明(イ・ジェミョン)防衛隊が山ほといることが確認されたわけですが、「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を弾劾だ!」という掛け声も虚しく、『共に民主党』の支持率は下がっています。


↑青色の線が『共に民主党』の支持率、赤色の線が『国民の力』の支持率の推移です。

⇒参照・引用元:『韓国ギャラップ』公式サイト「デイリーオピニオン第591号(2024年07月3週)」

上掲は『韓国ギャラップ』の調査ですが、直近2024年07月第3週目の調査によれば、『共に民主党』の支持率は「27%」まで下落しました。

そりゃそうでしょう。

「ただただ相手を引きずり下ろしたい戦い」に明け暮れる政界など、普通の精神の持ち主を持っているならあほらしくて見ていられません。韓国の皆さんがシラーッとなって当然です。

『共に民主党』のやりたいことは見え見えで、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領をローソク集会でもなんでも行って弾劾に持ち込み、左派・進歩系のアンポンタン大統領をつくり、韓国を牛耳りたいのです。

要するに、朴槿恵(パク・クネ)大統領をひきずり下ろして、あほ丸出しの文在寅が大統領になったときの再演を画策しているのです。

まあ韓国の皆さんが決めることなので、国民が望むならそうすればいいでしょうが、「文在寅(がやったこと)アゲイン」なんてディストピア以外の何物でもないでしょうに。

念のために付記しますが、韓国では大統領は5年1期制なので文在寅さんがもう一度大統領になることはありません(憲法70条の規定による)。憲法が改正されない限りは。

いずれにせよ、『共に民主党』代表が李在明(イ・ジェミョン)さんでほぼ決まり、『国民の力』が韓東勳(ハン・ドンフン)代表と決まりましたので、次の大統領選挙もこの2人が軸になるのは間違いありません。

何度もいいますが、残る任期で尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が行うべき仕事は、『共に民主党』からの攻撃をかいくぐり、できるだけ多くの左派・進歩系のアンポンタンな有力者を監獄に送り、韓東勳(ハン・ドンフン)大統領誕生の筋道をつけることです。

それができなければ、保守寄りの皆さんの「身の安全」は確保できません。

こういうばかばかしいことを行わなければならないところが韓国政治の駄目な点で、そうこうしている間に国としての「時間切れ(Time Up!)」が近付いているのです。


↑曹国(チョ・グク)さんはまだシャバにいます。

(吉田ハンチング@dcp)

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