韓国は声闘をやっている。李氏朝鮮時代と変わらない

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2024年12月03日23:00、韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は非常戒厳を宣布しました。戒厳令の発令です。

韓国の大統領には、権限として「非常戒厳の宣布」が認められています(憲法第77条)。

なぜ尹大統領は戒厳令を発したか

戒厳令宣布の背景は、ひと言でいえば最大野党『共に民主党』および左派・進歩系の勢力による国政壟断ろうだんです。

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領自身で以下のように述べています。

尊敬する国民の皆さん、私は大統領として血を吐く気持ちで国民の皆さんに訴えます。

これまで国会は尹錫悦(ユン・ソギョル)政権の発足後、22件の政府官僚の弾劾訴追を発議し、今年06月の第22代国会の発足後にも、10人目の弾劾を進めています。

これは世界のどの国にも類例がないだけでなく、建国以後にも全く類例がなかった状況です。

判事を脅かし、多数の検事を弾劾するなど司法業務を麻痺させ、行政安全部長官の弾劾放送通信委員長の弾劾監査院長の弾劾国防長官の弾劾の試みなどで、行政府まで麻痺させています。

国家予算の処理も国家本質的な機能と麻薬犯罪の取り締まり、民生治安維持のためのすべての主要予算を全額削減し、国家本質機能を毀損し、大韓民国を麻薬天国、民生治安の恐慌状態にしました。

『共に民主党』は来年度予算で災害対策予備費1兆ウォン、子供の支援手当て384億ウォン、青年雇用、深海ガス田開発事業など4兆1,000億ウォンの削減、さらには軍初級幹部の給料と手当ての引き上げ、当直勤務費の引き上げなど軍幹部の処遇改善費にさえも制動をかけました。

このような予算の暴挙は、ひと言でいって大韓民国の国家財政を壟断するものです。 予算までもひたすら政争の手段として利用するこのような『共に民主党』の立法独裁は、予算案弾劾までも躊躇しませんでした。

国政は麻痺し、国民のため息は増えています。これは自由大韓民国の憲政秩序を踏みにじり、憲法と法により正当な国家機関を撹乱させるもので、内乱を企てる明白な反国家行為です。

国民の暮らしは眼中にもなく、ひたすら弾劾や特別検察、野党代表の防弾行為で国政が麻痺状態にあります。

今、韓国国会は犯罪者集団の巣窟となり、立法独裁を通じて国家の司法行政システムを麻痺させ、自由民主主義体制の転覆を図っています。
(後略)

出典:2024年12月03日22:25に尹錫悦(ユン・ソギョル)自らが述べた緊急談話

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の指弾は正しいのです。

『共に民主党』(李在明(イ・ジェミョン)さん)が気に入らない政府高官や組織のTop、判事は次々と弾劾が発議され、これが可決すると弾劾された人物は憲法裁判所の判断が出るまでは職務提示になります。

予算案をオミットする行為も尋常ではありません。自分たちが気に入らない予算は露骨に減額措置しています。

韓国で今起こっているのは、李氏朝鮮時代の「政争」に他なりません。相手よりも声を大きくして自分の主張を通そうという「声闘」で、いまだにそんなことをやっているのです。

相手を野に追いやり、自分の言い分を通したいだけです。朝鮮人は全く変わっていません。近代などではなく、民主主義というていを装った中世です。

党首の李在明(イ・ジェミョン)さんはじめ、『共に民主党』の陣笠議員の皆さんは、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権について「検察国家を作ろうとする国政壟断だ」などと批判してきましたが、とんでもない話です。

自身の行っていることを顧みない恥ずべき言動といえます。

――このような状態だからこそ、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は非常戒厳の宣布に踏み切ったのです。

朴正煕(パク・チョンヒ)さんは、左巻きによって国がマズイことになっている――としてクーデターを起こしました。

何度もご紹介しているとおり、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは朴正煕(パク・チョンヒ)ワナビーな人なので、朴正煕(パク・チョンヒ)さんの例にならったのかもしれません。

しかし、これは大きな失敗でした。

(吉田ハンチング@dcp)

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