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韓国の秋夕。冷麺一杯「1,500~1,600円」

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韓国では、旧暦の08月15日は秋夕チュソクの祝日になります。

2024年は09月16日(月)~18日(水)で、14日(土)から翌週水曜日までの5連休になります。

このため韓国市場もお休みなのですが、実家に帰省し、ご先祖様に祭祀を捧げたりするための休暇なのですが、最近ではさすがの韓国でも祭祀よりも海外旅行に出掛けたりするようです。

秋の行楽シーズンといったところでしょうか。秋夕は秋の豊かな収穫を感謝する祝日でもあるので、贈り物も行われます。ぜいたくな贈り物をすることもありますが、最近では簡素化しているとのこと。

一方物価の方は上がっています。

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が「経済指標には景気回復が見受けられるが、それを実感できなくて申し訳ない」と述べたことを証明しています。

『毎日経済』が面白い記事を出していて――尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが大統領に就任したときに、市場の人たちと一緒に食事をしたソウル南大門市場のお店を訪問。値段がいくらになったのか――をリポートしています。

このとき尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が食べたのは「꼬리곰탕(コリゴムタン)」で、簡単にいうと牛テールスープです。

『毎日経済』は「当時、一杯2万9,000ウォンだったコリゴムタンは現在3万ウォンを上回る」と書いています。

正確ににはいくら上がったか記載がないので分かりませんが――1,000ウォンはざっくり1/10で100円ですから、まあ100~200円上がった程度であるなら――妥当なところではないのでしょうか。

他に、例えば以下のようなお店の看板を紹介しています。

食事類
콩국수(豆乳麺) – 16,000ウォン
섞어찌개(混ぜチゲ) – 10,000ウォン
김치볶음밥(キムチ炒飯) – 10,000ウォン
김치찌개(キムチチゲ) – 10,000ウォン

肉類
삼겹살(サムギョプサル)
国産 170g – 19,000ウォン(100gあたり 8,800ウォン)

항정살(豚トロ)
国産 150g – 20,000ウォン(100gあたり 9,400ウォン)

등심(ロース肉)
国産 200g – 33,000ウォン(100gあたり 14,000ウォン)

차돌백이(薄切り牛バラ肉)
22,000ウォン

생불고기(生プルコギ)
国産 200g – 18,000ウォン(100gあたり 7,500ウォン)
⇒参照・引用元:『毎日経済』「윤대통령도 즐긴 꼬리곰탕 3만원대…물가는 2%대 떨어졌다는데 점심값 ‘요지부동’」

韓国の外食産業の値段では、必ずといっていいほど冷麺が登場しますが、こちらの値段も上がっているとのこと。2024年の時点で多くの有名店では、平壌冷麺が一杯1万5,000〜1万6,000ウォンで販売されており、この価格は前年と比べて7%程度の上昇――となっています。

冷麺一杯がざっくり1/10でも1,500~1,600円というと、日本人が聞いても高いような気はしますね。しかし、物価高が亢進してきたので、これは仕方なない面もあります。いったん値段が上がるとなかなか下がらないものです。

正確には1万6,000ウォンは1,695.21円(2024年09月15日のレート「1ウォン=0.11円」で換算)。冷麺の場合には、そば粉の値段上昇などが影響しています。

(吉田ハンチング@dcp)

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