『FOMC』(Federal Open Market Committeeの略:連邦公開市場委員会)通過後の初日、2022年09月22日は、韓国にとって厄日でした。
ウォン安が一時「1ドル=1,410ウォン」を突破し、韓国内でも大騒ぎになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
↑2022年09月22日15:30現在のドルウォンの日足チャート。
KOSPIの方も2022年09月22日はギャップダウンして開始し、陽線になったものの「2,332」まで下落しました。
↑2022年09月22日15:31現在のKOSPI。天底まであと少しまでまできました。
通貨安、株安が大きく進行したのです。これは韓国からの資金流出を示しています。
実は債券の方も大変なことになりました。以下の韓国債3年物のチャートをご覧ください。
まさに「なんだこりゃ」というプライスアクションで、耐えてきた利回りがとうとう「4.0%」を突破しました。
国債の利回りが急騰するのは、国債が急速に売られていることを意味します。急速に資金が流出しているのです。何度もご紹介していますが、利回りが急騰するときは危ないのです。
日足のまま時間軸を引いてみると以下のようになります。
国債利回りはここにきて急騰しております。
――というわけで、09月22日は通貨安、株安、債券安のトリプル安を達成した厄日でした。
(柏ケミカル@dcp)