韓国『共に民主党』のイム・グアンヒョン議員室が『韓国銀行』に提出してもらった資料によって、韓国政府の財政が火の車状態であることが明瞭になりました。
韓国政府は、『韓国銀行』から「2024年第1~3四半期累計:152兆6,000億ウォン」も借りていたことが分かりました。
韓国政府が資金調達する方法は主に以下の3つ。
1.国債発行
2.財政証券の発行
3.『韓国銀行』から短借する
今回明らかになったのは「3」の利用状況で、借りまくった規模が明らかになりました。
もう何度だっていいますが、キャッシュフローが回らなくなったからといって、政府に中央銀行から短借する方法があるということ自体がおかしいのです。
「そんな先進国はねーよ」という、実に格好悪い話です。
この「152兆6,000億ウォン」はもちろん過去最大です。
短借なので、借りては返すを繰り返すのですが、これまでに返済した金額は「142兆1,000億ウォン」で短借残高は「10兆5000億ウォン」。
2023年もこの中央銀行からの短借が問題になりましたが、金額は「117兆6,000億ウォン」でした(お同じ第1~3四半期での比較)。借りた金額は約29.8%増加。つまり、約1.3倍になりました。
短借した回数は、
2023年:65回
2024年:75回
とこちらも増加しています。
2024年01月01日~09月30日まで274日ですので、3.65日に1回短借していることになります。『韓国銀行』からすると「また借りにきやがった!」でしょう。
イム議員によると「先月(09月:引用者注)12日までの政府の日別借入内訳を見ると、借り入れの38%が公務員月給支給日の1日2日前に行われた」 とのこと。
つまり、公務員の給与を支払うのにもアップアップだということです。
――というわけで、韓国政府は自転車操業に陥るほどお金がございません。
(吉田ハンチング@dcp)