韓国の極左メディア『ハンギョレ』が面白い記事を出しています。
08月15日は日本にとっては敗戦日ですが、韓国にとっては「解放日」ということで毎年「光復節」の祝日です。現在の韓国人がどんな屁理屈をこねようとも、韓国の独立はアメリカ合衆国が日本に戦争に勝つことで、棚ぼた式にもたらされたものです。
朝鮮人の独立運動によってもたらされたものではないし、ましてや上海に逃げ出した「大韓民国臨時政府」※などのおかげではありません。
↑この独立門は日本からの独立を祝して建てられたものではありません。日本によって「清」からの独立を記念して建てられたものです。
※この自称政府な有志の集まりは、一寸の国土も1人の国民も統治したことがないので、ただのサークルに過ぎです。国というのは、主権、領土(土地)、国民の3つによって成立しますが、どれもなかったので国とは認められません。
『ハンギョレ』の記事に戻ると――同紙の記事では、2024年08月15日にアメリカ合衆国ニューヨークで行われた光復節記念行事において、キム・ウィファン駐ニューヨーク韓国総領事が、
「本日は殉国先烈の尊い犠牲を深く胸に刻み、日帝強制占領からの解放をもたらした米国に感謝を示す日」
「(私たちがなすべきことは)米国によりもたらされた自由民主主義市場経済システムをさらに堅固にし、大韓民国を破壊しようと狂奔している北朝鮮共産勢力と大韓民国内部の従北左派勢力を粉砕すること」
と述べたとして、この発言を不満げに紹介しています。
「日帝強占期」などという言い方はまったくいただけませんが、キム・ウィファン韓国総領事が述べたことは全くの事実です。
『ハンギョレ』はご不満のようですが、朝鮮半島から日本が手を引いたのを「解放」というのであれば、それをもたらしたのは合衆国で間違いありません。
以下の部分は注目に値します。
(前略)
キム総領事は、「率直な話、解放というのは米国が日本を敗亡させなかったらやって来ただろうか」として、「私は堂々としている。私は特任であり、だから一般の外交部の公務員のように顔色をうかがったりはしない」と述べた。
韓国の皆さんは「日帝強占期」と自分たちがさぞひどい目に遭ったと連呼しますが、これを終わらせた合衆国に対しては特に感謝もしません。むしろ「反米」を旨とする勢力が幅を利かせています。
自分たちは被害者と言い募り、助けてもらっても感謝もしない――それが韓国という国です。
(吉田ハンチング@dcp)