2024年12月03日、韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が急遽非常戒厳を宣布しましたが、その約6時間後には「国会の解除要求案決議」を受け、戒厳令を解除しました。
外信では「大統領によるセルフクーデター」という評価が出ています。
外信による評価など実はどうでもいいことで、この「戒厳令頓挫」は韓国にとって歴史的ターニングポイントになります。
将来的に、韓国が独立した自由民主主義国をやめて、中国の衛星国(朝貢国あるいは属国といってもいいです)に転落していく未来を拓くものになるだろうからです。
なぜそう考えられるかというと――
①韓国人が左派・進歩系の独善的な統治を許容すると確認できた
②もはや韓国では軍人的クーデターが起きないと確認できた
――からです。
正義、正義と言う割にどこにも正義はない
韓国人は「民主主義」だと思っているかもしれませんが、現在韓国の国会で行われていることは、ウソばかりついて仲間うちにお金を回してきた稀代の詐欺的議員、李在明(イ・ジェミョン)さんをかばって大統領にしようという動きです。
そのためなら、李在明(イ・ジェミョン)さんを取り調べた法官、各種委員会の委員を弾劾して職務停止に追い込もうというのです。
朝鮮人は正義、正義とかまびすしい人たちですが、このような「防弾」議員の動きのどこに正義があるのでしょうね。
田中明先生がもし生きていらっしゃったら、朝鮮半島の歴史的な経緯から「このようなときは武人による政治的転覆劇が起きた」と指摘されたでしょう。実際、朝鮮半島の歴史では文官のやりたい放題、かついい加減な混乱した政治を覆し、(一段下に見られ蔑まれていた)武人が(一種の)クーデターを起こした時期というのがあるのです。
はるかな年月を隔てて、朴正煕(パク・チョンヒ)さんが起こしたクーデターというのも、朝鮮半島の歴史に実はぴたりと当てはまっているのです。
尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは、朴正煕(パク・チョンヒ)ワナビーな人ですから、非常戒厳を宣布したというのは、その意味では理解できるのです。彼は現在の国会の混乱に我慢がならなかったのです。
気持ちは理解できますが、戒厳令という手段は拙速で、理解されませんでした。頓挫して当然だったいえます。
韓国人が、現在の国会の混乱を捨て置くというのは、左派・進歩系のいい加減な政治でも別に構わないと考えていることの表れです。民主主義というのは「いい加減な国会議員を捨て置くこと」ではありません。
議員を選んだ責任を国民が引き受け、もし議員がいい加減な、国益を損なうようなことをするなら、その人に掣肘を加えなければなりません。
放置している韓国の民主主義というのは、実は非常にいい加減なものなのです。
このいい加減な韓国の民主主義が、李在明(イ・ジェミョン)さんを生き延びさせています。
必然として中国の衛星国に転落する
また上掲「2」のとおり、もはや韓国ではかつてのような軍によるクーデターはあり得ないことが確認できました。
――これで、どうなるかというと、次の大統領は左派・進歩系の李在明(イ・ジェミョン)さんのような人物がなるということです。これを軍を使っても覆せないということは――このような政治状況が継続します。
しかも、反対すると多数を駆って国会でどんどん弾劾されますので、怖くて誰も反対意見を表明しなくなるでしょう。
素晴らしい民主主義国家の誕生です。いや、韓国人にふさわしい国というべきかもしれません。
↑「これで尹の弾劾が成った」とニヤニヤする李在明(イ・ジェミョン)さん。
次の大統領と目される、李在明(イ・ジェミョン)さんは、そして現在最大野党『共に民主党』の議員たちは、親北朝鮮、親中国、反アメリカ合衆国ですから、これが国是として続くことになるのです。
韓国経済は誰が大統領になろうが、どの党が与党になろうが、すでに夏は過ぎており、戻すことはできません。
親北朝鮮、親中国、反アメリカ合衆国が国是の国ですから、必然の結果として自由主義陣営から切り離されて、中国に寄っていき、やがては中国経済に取り込まれることになります。
それを朝貢国といおうが、衛星国といおうが……まあ意味するところは同じです。
Money1では、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが大統領に選ばれたときに、「これが韓国にとって最後のチャンス」と書きました。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の政治生命は今回の戒厳令騒動で終わりました。
監獄に行くことになるか、あるいは自死することになるか分かりませんが、どちらにせよ次の大統領は左派・進歩系で決まりです。
韓国が「明確に自由民主主義陣営国」として立つことはもうないでしょう。
韓国の一つの時代が終わったのです。「おしまい」が始まりました。
しかし韓国人が自分で選んだことなので、日本人からすれば全く知ったことではありません。
落ちていくのも幸せだよと♪――という歌もありますし。
李在明大統領でまた反日活動ガー……違います
もう一つ指摘したいのは「韓国はこれでまた反日に戻る」と言う人がいらっしゃいますが――「違います」という点です。
韓国は世界最悪の反日国家であって、大統領が誰になろうが反日の基調は変わらないのです。ずいぶん前に書いたことがありますが、例えば尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの場合は「与しやすかった」だけです。
韓国には、親日などという人物はいません。これは当然のことで、そもそも「日本にひどい目に遭わされた」という認識しかないので、親日の韓国人などは存在しないのです。同じ意味で親日の中国人もいません。
なぜそのような認識になるかというと、(自分たちに都合の良いように)歪曲された歴史、反日教育の中で育っており、事実を見ないからです(韓国人は漢字が読めなくなったので元資料に当たることもできません)。
いまだに「強制連行ガー」「慰安婦ガー」「6,000人以上が官民一体で……」などとウソばかり言っているのがその証拠です。
いえ、そもそも事実が明らかになっても認めようとしません。
ですから、韓国人は日本人とは相容れない存在です。
日本人は、韓国人と分かり合えるなどという幻想を持つべきではありません。妥協するだけつけ込まれてバカを見ますから、非韓三原則を守り、可能な限り関わるべきではないのです。
韓国には教えない
韓国を助けない
韓国には関わらない
(吉田ハンチング@dcp)