韓国ロッテグループ「うちは飛びません!」

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韓国化学企業最大手の『ロッテケミカル』がコベナント・ブリーチを発生させたため、発行した社債で調達した資金について「さあスグ返せ、スグ返せ、今返せ」といわれても仕方がない状況に陥りました。

ロッテ

信用を補完するために、『ロッテグループ』が「ロッテタワーを担保にしてやらぁ」としたので、一応切迫した状態にはなっていません。『ロッテケミカル』のリリースによれば、本件は、2024年12月19日に債権者を集めて善後策を詰めることになっています。

しかし、韓国語のSNSや動画サイトなどでは「ロッテグループもいよいよ瓦解か」みたいに述べる投稿が出ています。

頭にきたのでしょう、風説の流布に対して『ロッテケミカル』は以下のような「事実無根です!」と反論する公示を『DART』煮出しています。

現在取り上げられているロッテグループ流動性危機関連噂は事実無根です。

『韓国金融監督院 公示システムDART』公式サイト

以下は『ソウル経済』が報じた内容に対する説明です。


↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット

本公示は、2024年10月25日にソウル経済が報じた「海外子会社の持分を活用し、ロッテケミカルが1.4兆ウォンを調達」という記事に関する説明公示の再掲です。

当社は、当社が保有する子会社である「LOTTE Chemical Indonesia」の持分を活用して資金を調達する計画を持っていますが、現時点では具体的な契約条件は確定しておりません。

この件に関連して、今後具体的な事項が決定する時点、または3カ月以内に再度公示いたします。

『韓国金融監督院 公示システムDART』公式サイト

大手企業の経営が危うくなると、みんな面白がっていろんなことを言うものです。

『ロッテケミカル』は「風説の流布」を払拭しようと防戦しています。

ただし、同社の業績が著しく悪化しているのは事実です。以下が2021~2024年の営業利益です(ただし2024年は市場予測)。

グループの仲で、『ロッテケミカル』は確実に利益を稼いでくれる、いわゆる「キャッシュカウ」だったのですが、それが怪しくなっているのは確かなのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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