韓国は「K-バッテリー強国」と誇ってきましたが、ご多分に漏れず、中国の過剰生産性にやられてシェアが低下しています。
2024年12月09日、調査会社『SNEリサーチ』が「2024년 1~10월 非중국 글로벌 전기차용 배터리 사용량 290.2GWh, 전년 동기 대비 12.7% 성장(年累計グローバル電気自動車用バッテリー使用量【中国市場を除外】)」を公表しました。
※上の表組を和訳したのが以下になります。
⇒参照・引用元:『SNEリサーチ』公式サイト「2024년 1~10월 非중국 글로벌 전기차용 배터리 사용량 290.2GWh, 전년 동기 대비 12.7% 성장」
韓国が気にしているのは韓国企業です。韓国の車載用二次電池メーカーのTop3は、
『LGエネルギーソリューション』
『SKオン』
『サムスンSDI』
の3社です。01~10月累計の3社のシェアは以下になります。
『LGエネルギーソリューション』:25.9%(-1.6%)
『SKオン』:10.7%(-0.3%)
『サムスンSDI』:9.0%(-0.9%)
シェア合計:45.6%(-2.8%)
『SKオン』:10.7%(-0.3%)
『サムスンSDI』:9.0%(-0.9%)
シェア合計:45.6%(-2.8%)
※( )内は対前年同期比の増減
上掲のとおり、韓国3企業の合計は世界シェア(中国を除く)「45.6%」。対前年同期比で2.8%シェアを失いました。
上掲の世界シェア10位のランキングで、中国『BYD』が1.8%から3.8%へと大きく上昇していますが、これは自分んちの電気自動車にバッテリーを搭載しているからです。『BYD』はゴリゴリ押して電気自動車を輸出しているのが効いているわけです。
――というわけで、韓国企業はシェアを失い続けています。
(吉田ハンチング@dcp)