『韓国銀行』総裁が崔大統領代行に援護射撃。「これ以上の弾劾は国の信用を毀損する」

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韓国最大野党『共に民主党』による「素晴らしいK-民主主義」、弾劾訴追乱発によって、政府はもはやていをなしていません。

その中でも「政治は混乱しているが、なんとか経済は安定させねば」と最後の努力をしているのが、「F4」といわれるメンバーです。

韓国のF4
崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官(←頑張っている人
李昌鏞(イ・チャンヨン)『韓国銀行』総裁(←韓国にはもったいないくらいの切れ者
金秉煥(キム・ビョンファン)『金融委員会』委員長(←モブキャラ
李卜鉉(イ・ボクヒョン)『金融監督院』院長(←ボンクラ

この中で頼りになるのは、『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁と崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官(現在の大統領代行)だけですが、それでもこの二人が折れたらおしまいです。

李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官を叱咤激励しながら、なんとか金融当局が崩壊するのを支えています。

先にご紹介したとおり、崔相穆(チェ・サンモク)大統領代行は、『共に民主党』の要求した「憲法裁判所の判事を3名追加任命しろ」に対して、2人を任命する――という判断を下しました。

これに対して、保守寄り層から大きな反発がありました。国務会議にも図らず勝手に決めた――というのです。

2025年01月02日、この反発に李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁が火消しに動きました。

総裁は以下のように発言しています。

「崔代行が非難を覚悟して難しい決断を下した」

「公職者として後に非常に高く評価されることになるだろう」

「崔代行をただ非難するだけでなく、政府が弾劾の脅威の中で引き続き機能できるかについて議論すべきだ」

「今や司令塔(リーダー)が弾劾されるリスクは大幅に減少したため、与野党協議を通じて経済を安定させる基盤が整えられた」

「海外では韓国が短期的にうまく対応し、外為・金融市場を安定させた段階はすでに通り過ぎたと見ており、現在は大統領・国務総理の弾劾後に政府が正常に機能するかどうかを注視している」

政治的リスクによって国家信用格付けが引き下げられる可能性があるが、一度格付けが下がれば再び引き上げるのは非常に難しい。長い時間がかかり、コスト(費用)も非常に大きい」

これ以上、弾劾騒動があってはならない――という釘刺しです。

『韓国銀行』は中央銀行であって、政府からは独立した組織。本来であれば、李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁も(この世にもあほらしい政局には)口を挟みたくはないのでしょうが、崔大統領代行が職務停止(あるいは本当にキレて退職)になったりするとこれまでの苦労が水の泡で、また一から立て直しです。

なんとか戦友を助けたい――という思いでしょう。

まあ真正のバカでもなければ、崔相穆(チェ・サンモク)大統領代行を弾劾したりはしないでしょうが、『共に民主党』はやるかもしれません。

バカの群れだからです。

(吉田ハンチング@dcp)

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