韓国「卵が高い」

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韓国メディア『ソウル経済』が「社長のラーメンに卵がありません」というタイトルの記事を出しており、何事なの?――と確認してみると「卵の価格が上がっている」という内容でした。

卵が高いので社長の食べるインスタントラーメンに卵が入ってなかった――というのですが。

『畜産物品質評価院』のデータによると、2024年12月の卵1パック(30個入り)の平均消費者販売価格は6,949ウォンでした。

(2025年01月05日現在のレート「1ウォン=0.11円」で)日本円にすると「744.92円」になります。30個で744.92円ですから1個24.83円ということになります。

前年同月(6,444ウォン)に比べて7.8%高くなったことになり、この価格は2024年の月別基準で最も高い水準になります。

なぜ、韓国で卵がここまで値上がりしたのかについては、

1.鳥インフルエンザの拡散
2.飼料価格の高騰
3.夏の猛暑による産卵鶏の生産性低下

の3つの理由が挙げられています。

1の鳥インフルエンザについては、2024年10月に慶尚北道の醴泉の農場で初めて発生し、その後全国に広がり、卵の生産に大きな影響を与えました。

農林畜産食品部によると、累計19件の鳥インフルエンザの発生例のうち、産卵鶏農場で確認されたのは計8件。現在までに殺処分された産卵鶏は約99万9,000羽に達し、これは全体の産卵鶏飼育規模(8,120万羽)の1.23%に相当しています。

日本も他人事ではなく、2025年に入ってから岩手県軽米町、愛知県常滑市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されています。

(吉田ハンチング@dcp)

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