これぞまさに「朝三暮四」みたいな話です。
「原発を3、太陽光発電を4にするよ」
「わーい」
お前らサルだろ――という。
韓国の電力インフラは弱々である
韓国の電気インフラは弱々です。
もとから堅牢なものではありませんでしたが、ボンクラを絵に描いたような文在寅大統領がクリーンエネルギー政策に舵を切ったが原因で、状況は先行き不透明なものになりました。
文在寅政権の電気インフラ行政が「国を傾ける」
雨後の筍ように太陽光発電施設ができたのと引き換えに、原発を1基廃炉にし、新規原発の建造を凍結、石炭火力発電所を動かさない方向で――としました。
文在寅政権で作られた「第8次および第9次電力需給基本計画」は、韓国の専門家からも(「ばかじゃねーの」とは言われないまでも)全く幻想的――と指摘される始末。

Money1でもご紹介したとおり、当時の産業通商資源部の長官(もちろん文在寅任命)は、できもしないことを百も承知で「この道は、必ず行かねばならない道」と言いました。
左派・進歩系「頭がお花畑」な皆さんにありがちなことですが、理念(理想あるいは妄想と言い換え可能)を実現するんだ!というスローガンが優先で、現実には不可能で、そっちに行くと大変な苦労が待っていても、国民の苦労を一顧だにしません。
こういう理念優先のボンクラインテリが「泣いてはいけない、笑ってもいけない」というキリングフィールドを自分の国土に造り出すのです。しかも「笑いながら」。
自分が(国民にとって)悪いことをしていると理解していないので、最悪です。
文在寅も全く同じタイプです。破滅に向かう「善意」のイエロー・ブリック・ロードを造るため、ニコニコ笑顔でレンガを積むのです。
文在寅政権の電気インフラ計画は、(電気の安定供給という面からいって)「本当にばかなプラン」でした。
※Money1では何度もいってきましたが『韓国電力公社』が飛びそうになったのも文在寅のせいです。雨後の筍のようにできた太陽光発電施設から高値で電気を買い取らせ、当の『韓国電力』は電気を作れれば作るほど赤字という状態に陥らせました。挙げ句、「太陽光発電施設の3割が送電網に接続されていなかった」という事実が発覚して、国民を呆然とさせました。
つまり、文在寅のやることなすこと「全くばかの仕業」だったのです。まったく文在寅という“ボンクラ”は「歩く災厄」みたいな大統領でした。
文在寅のダメさ加減の説明に力が入ってしましたが、今回の本題はこらからです。
実は尹錫悦(ユン・ソギョル)政権ができたことで、やっとまともな方向に少し戻った韓国での電気インフラ行政ですが――尹錫悦(ユン・ソギョル大統領が罷免寸前になることで、また暗雲が垂れ込め始めました。
なぜか、韓国最大野党『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんが口を出し始めました。
そして、ここが問題ですが――また「原発廃止」の道へ戻り始めました。なぜ韓国の左派・進歩系の政治家はそれほど「韓国の原子炉を廃止したいのか?」です。
2025年02月20日、韓国政府は野党『共に民主党』の反対によって「第11次電力需給基本計画」を提出したのですが、これが「?」な内容なのです。
まず以下の修正です。
元資料:『国会立法調査処』『国民の力』イ・ジョンベ議員室
原発建設を4基から3基に減らして(4基で4.9GW ⇒ 3基で3.5GW)、太陽光発電施設を増やす(74.8GW ⇒ 77.2GW)となっています。これはもちろん先の話ですが、ここまでに太陽光発電は頼りにならない、送電網が足らないと「分かった」のではなかったのでしょうか。
なぜこんな決定になるのでしょう。さらにコストについてです。以下の結果です。
原発1基の建設をやめて、太陽光発電で代用するとどうなるかというと――結果「コストは6兆ウォン増加する」のです。
お天気任せの太陽光発電ですので、電気供給も不安定化は避けられません。太陽光発電のパネルなどはほとんどが中国製です。実現すれば中国企業を儲けさせることになるでしょう。
もちろん韓国のことで、日本人からすれば対岸の火事。知ったことではありませんが、韓国の皆さんは「このような方針」で電力供給に不安を抱かないのでしょうか。
韓国は日本からすればスグ斜め上にある国です。原発に何かあったら影響はスグ日本にも及びます。「韓国が原発の数を減らす」のは、日本にとっては「リスクを減らす」という意味ではいいことではあります。
(吉田ハンチング@dcp)