2020年02月27日(木)の韓国時間(韓国株式市場は9:00-15:30/あまり使われない言葉ですが一応「韓国時間」と呼称します)が終わりました。まずは韓国株式市場を「KOSPI」(韓国総合株価指数)で見てみましょう。以下のように株安が進行しました(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
上掲はローソク足1本が1日の値動きを示す「日足」ですが、本日の韓国の株式市場は下げ圧力が強く、ついに「2060.74」に引ける水平線を実体線で割って終わりました。これはアメリカ合衆国でのひどい株安が影響しています(もちろん日本も大きく下げています)。このまま世界的株安が続くようなら、次のレジスタンスラインは恐らく「2,020」。これを突破されると「2,000割れ」が視野に入ってきます。
次に韓国通貨「ウォン」ですが、26日15:52現在(日本時間)、ドルウォンチャートは以下のようになっています。
上掲は、ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」ですが、現在のところ天井はおよそ「1ドル=1,218ウォン」、天底はおよそ「1ドル=1,210ウォン」です。始値がおよそ「1,212ウォン」ですから15:52現在ウォン安進行となってます。Money1では何度もご紹介していますが、韓国の場合「株安・通貨安」はペアなので韓国時間終了まではそのとおりの展開となったわけです。
為替市場に休息はないので、ドルウォンはこの後も動き続けます。ウォン高方向への動きが強まる可能性は低くありませんので、本記事のドルウォンについてはあくまでも27日の途中経過です。
また動きがあれば随時記事を制作しご紹介いたします。
追記その02
誠に申し訳ありません。28日(金)初動を飛ばしてしまいました。
韓国時間がすでに終了した28日15:34現在(日本時間)のドルウォンの状況を以下にまとめました。韓国は株安と通貨安がペアなので、株式と為替両方とも安値進行なのですが、とにかく28日は「KOSPI」に激震が走っています。なんと一気に「2,000割れ」です。
以下の記事も本記事に併せてお読み頂ければ幸いです。
追記その01
ウォン高への動きが強まりました。2020年02月27日(木)22:48現在(日本時間)のドルウォンの状況を以下の記事にまとめましたので、併せてお読み頂ければ幸いです。ウォン安トレンドに急ブレーキです。
(柏ケミカル@dcp)