小ネタかもしれませんが、ご紹介します。
韓国の次期大統領選挙は、2025年06月03日に投開票日です。
一応、大統領選挙で盛り上がっているように見えますが、李在明(イ・ジェミョン)大統領の誕生でほぼ決まりですから、李在明(イ・ジェミョン)さんに阿るように社会が動いています。
保守寄り『国民の力』の金相旭(キム・サンウク)という議員が、同党から離党しました(尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領弾劾訴追案に賛成票を当時『国民の力』からハミゴにされた挙げ句)。
↑金相旭(キム・サンウク)議員は『国民の力』を離党。無所属となりました。
この金議員は、李在明(イ・ジェミョン)さんへの支持を表明。
2025年05月16日、全羅北道益山市を遊説中の李在明(イ・ジェミョン)さんを訪ね、壇上に上がり、「李在明(イ・ジェミョン)候補が大統領になるために最善を尽くす」と述べました。
↑李在明(イ・ジェミョン)さんと握手をかわす金相旭(キム・サンウク)無所属議員。
金無所属議員は、
「国民の力は残念ながら保守政党と呼ばれてきたが、実際には利害集団にすぎない」
「努力もせずに『われわれはもともと保守じゃなくて守旧派だ』とでも言いたげだ」
「保守・進歩陣営の対立ではなく、国民が主人となるそんな国を作る大統領は李在明(イ・ジェミョン)候補だ」
と語り、李在明(イ・ジェミョン)さんは、
「偽の保守政党の中で、本当の保守の活動をしようとして事実上追い出された金相旭(キム・サンウク)議員を拍手で歓迎してほしい」
と言い、抱擁で応えました。
世にもあらしい茶番劇ですが、この金相旭(キム・サンウク)さんのような、次の権力者に阿って日和る人物は、これからも出るでしょう。
韓国人はすぐに「事大する」のです。
金相旭(キム・サンウク)無所属議員は、
「私が本当に深く深く考え、たくさん調べて研究した結果、李在明(イ・ジェミョン)候補こそ保守の価値を基準にしても、最も保守の機能と役割に合致した候補だった」
とも述べました。
浅い考えで、ほとんど何も調べなかったのでしょう。李在明(イ・ジェミョン)さんのどこが保守に合致しているのでしょうか。
李在明(イ・ジェミョン)さんからすれば、こんなコウモリ野郎はいてもいなくても同じでしょうが、「国民統合」などというスローガンがあるので、選挙で少し(アピールに)役立てばいいか――そんな感じでしょう。
「元『国民の力』の議員でも抱擁するオレをもっと見て!」――というわけです。
<<重要な追記>>
当記事でご紹介した金相旭(キム・サンウク)さんは、2025年05月18日に『共に民主党』に入党したと公表しました。
<<追記ここまで>>
(吉田ハンチング@dcp)