韓国では、さらに保守寄り人士が吊るされる状況が進行しています。
↑『共に民主党』院内代表に選出された金炳基(キム・ビョンギ)。
2025年06月13日、与党になりおおせた『共に民主党』は議員総会を開催。院内代表に、金炳基(キム・ビョンギ)議員が選出されました。
日本ではほとんど聞かない人物でしょうが、この金炳基(キム・ビョンギ)は「保守寄り勢力の内乱罪を追求したがる」急先鋒です。
李在明へのアピールなのかお追従なのか
「大統領選挙期間中にウソつきましたよね」という公職選挙法違反の裁判で、李在明(イ・ジェミョン)さんは一審無罪になったのに、二審では逆転無罪という判決でした。
これに対して、大法院(最高裁判所に相当)は、2025年05月01日、「二審に指し戻す」という判決を下しました。要するに「有罪だろバカタレが」という判断だったわけです。
大統領選挙前の切羽詰まった時期でしたから、左派・進歩系クズの群れ『共に民主党』は激昂。
特に、金炳基(キム・ビョンギ)さんは自身のFacebookを通じて、
이것들 봐라? 사법 권력이 헌법 질서를 무시하고 입법·행정 권력까지 장악하겠다는 거지? 한 달만 기다려라
これを見てみろ? 司法権力が憲法秩序を無視し、立法・行政権力まで掌握しようとしているんだろ? 1カ月待ってろ
と投稿。
金炳基(キム・ビョンギ)さんが李在明(イ・ジェミョン)さんに対する忠誠心を示したい追従者なのか、それとも心の底からクズなのかは分かりませんが、明らかに「復讐」を示唆した書き込みでした。
またこの発言は明らかに「法治」と三権分立に対する挑戦です。
「司法権力が憲法秩序を無視し、立法・行政権力まで掌握しようとしているんだろ?」などと述べていますが、『共に民主党』が行ってきたのは「立法府を牛耳って勝手な法律を通し、弾劾連鎖によって行政権力を無力化してきた」わけです。
さらに司法にもこのように圧力をかけています。
この発言については非難が高まったので、一応修正はしましたが、本心がこのようなものであることは明白です。
内乱勢力を一掃して検察・司法・メディアなど改革課題を解決!
金炳基(キム・ビョンギ)さんが『共に民主党』の院内代表になりましたので、これでますます国会で少数勢力となっている『国民の力』の立つ瀬はなくなるでしょう。
その証拠に、金炳基(キム・ビョンギ)さんは、院内代表選挙の候補の所信表明で――、
「選出された院内代表は、改革の原動力が最も大きいこの1年のうちに、内乱勢力を一掃し、検察・司法・メディアなど山積する改革課題を迅速かつ断固として処理しなければならない」
「当選後すぐに反憲法特別調査委員会を構成し、真実の最後の断片まで探し出す」
――と述べています。
先に、鈴置高史先生のお話として、保守寄り人士が韓国から日本・シンガポール・アメリカ合衆国などに脱出している――という件をご紹介しました。
保守寄りの皆さんは、「おしまい」が確定した韓国など捨て、さっさと外国に逃げ出した方がいいのではないでしょうか。
この李在明(イ・ジェミョン)は5年間も大統領をやります。歴史的に共産主義者で独裁者というのは、国民を何人殺しても平気なものです。
逃げるなら「今でしょ!」です。
その意味では、さっさと国外脱出した洪準杓(ホン・ジュンピョ)さんはやはり頭が良かったといえるかもしれません。
上海に逃げて臨時政府でも作ってみたらいかがでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)