韓国・地下鉄の車両内で放火。離婚訴訟に敗訴した67歳男の犯行

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無茶苦茶な事件の犯人が逮捕されました。

2025年05月31日、08時42頃、地下鉄5号線の汝矣ナル駅と麻浦駅の間のトンネル区間を走行中の列車内で放火をした犯人が逃亡する――という事件がありました。


↑地下鉄車両内で放火。カメラに捉えられた映像。

韓国警察は放火犯を追っていたのですが……。

2025年6月25日、ソウル南部地検は、殺人未遂および現存電車放火致傷罪違反などの容疑で67歳の男性を拘束起訴した――と発表しました。

このウォン某は、ソウル地下鉄5号線の列車が汝矣駅を出発して麻浦駅方向へ走行しているときに床にガソリンをまいて火を放ちました。

幸いなことに乗客約160人は異常事態を察知して逃げて命に別状はありませんでした(ただし6人の乗客にけがを負わせた容疑アリ)。当局の発表によれば、この日列車には481人が乗っていたとのこと。

もしいち早く逃げなければ、命を落とす人が出たかもしれません。

このウォン某の供述によると、2025年05月14日に離婚訴訟で敗訴が確定し、財産分与で自分に不利な判決だったことに腹を立て犯行に及んだ――とのこと。

公共交通である地下鉄に放火すれば、社会的に大きな注目を集められると思った

――とウォン某は供述しています。無茶苦茶もいいところですが、犯行前には定期預金と保険の契約を解約し、投資していたファンドも解約してすべての財産を整理し、親族に送金していたことが判明しています。

韓国版「無敵の人」みたいな話ですが、こんなオッサンのとばっちりで被害に遭っていたら、悔やんでも悔やみきれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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