韓国の政局について語ることは、もはや不毛です。
政府与党に成りおおせた『共に民主党』が保守寄り勢力を根絶やしにすべく動いており、左派・進歩系人士による粛清が続いています。
ただし、これは記録しておかないとなりませんのでご紹介します。
2025年08月26日、野党に転落した『国民の力』の党首選挙が行われ、張東赫(チャン・ドンヒョク)さんが当選しました。

↑『国民の力』の党首に選出された張東赫(チャン・ドンヒョク)さん。
金文洙(キム・ムンス)さんと争いましたが、僅差で勝利しました。
張東赫(チャン・ドンヒョク):22万302票(50.27%)
金文洙(キム・ムンス):21万7,935票(49.73%)
張東赫(チャン・ドンヒョク)さんは、「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾を決定したのは誤りだった」という立場を取る人で、簡単にいえば「尹アゲイン」の人から支持を集めています。
党首に「弾劾反対」の人が選ばれたということは、『国民の力』は“基本的”にはその方向で動くということになります。
張東赫(チャン・ドンヒョク)さんは、「賛弾(弾劾賛成)派」を批判しており、「内ゲバを仕掛けている」と述べています。
保守寄り勢力はいつもそうですが、この党首によって割れるかもしれません。
『共に民主党』はさっそくにして「内乱同調勢力だ」「極右」などとレッテルを張っています。
この極右のレッテル貼りはねじ曲がった物言いです。韓国には本来の意味で「右」などいないからです。「いない人」のさらに極端な方向というわけですので、何をいっているのかよく分からないレッテルです。
もう何度だっていいますが、そもそも「韓国の保守」というのもヘンな言い方です。
「保守」というのは文字どおり「保ち、守る」という意味です。韓国の保守とやらは、「何を」保ち守る勢力、あるいは考え方なのでしょうか?
ともあれ、『国民の力』が保守なんていわれますが、その党首に張東赫(チャン・ドンヒョク)さんが就任しました。
張東赫(チャン・ドンヒョク)さんは、就任直後に「保守を結集し李在明政権を打倒する」と表明しています。
とりあえずは、お手並み拝見といったところです。
(吉田ハンチング@dcp)






