2025年09月26日(金)が(ほぼほぼ)締まりました。2025年09月27日 08:18現在、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。

上が削られましたが、それでも「1ドル=1,409ウォン」で締まり1,400を突破は維持しました。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。

アメリカ時間は非常に低調で、ウォン安進行が抑制されました。
これで2025年09月第4週目が締まりました。ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見てみます。

今週は長い陽線となりました。抑え込まれていた圧力が解放されたようなカタチで、大きく上(ウォン安方向)に突破しています。
2025年09月最後の金曜日の結果が面白いのは、ドルの強弱と逆方向に動いたことです。
ドルの強弱を示す「DXY」のチャートをドルウォンのチャートに重ねてみます。

↑ドルウォンは「ローソク足チャート」、DXYは「バーチャート」です。またバーチャートは、いつもと逆の陽線は緑色、陰線は赤色になっている点に注意してください。
通常、ドルウォンとDXYの陽線、陰線、トレンドは方向性が合致します。
ドルが強くなれば(チャート上の上げ・上方向)、ウォンが安くなって同じように「チャート上の上げ・上方向」に進行。
ドルが弱くなれば(チャート上の下げ・下方向)、ウォンが高くなって同じように「チャート上の下げ・下方向」に進行するからです。
つまり、ドルウォンとDXYの陽線・陰線は一致するのが普通です。
ところが2025年09月26日は、ドルウォンは(薄いながら)陽線であるにもかかわらず、DXYは陰線となりました。
韓国通貨ウォンは、独自の都合で全体トレンドに逆らって――ドル安方向に進行したにもかかわらず――ウォン安方向に進行したのです。
ディバージェンス(方向の乖離)が発生しています。
次週もお楽しみに。
追記
2025年09月29日(月)の市場が開きました。ドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。

追記
2025年09月29日(月)の市場が開きました。ドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。

(柏ケミカル@dcp)






