2025年第2四半期、韓国の対外直接投資の金額が急減しまし。
2025年09月19日に企画財政部が出した資料の中にある表組ですが、以下をご覧ください。
海外直接投資
2025年第2四半期:145.1億ドル
対前年同期比:-13.4%
2025年第2四半期には「141.5億ドル」で、直近2.5年で最低金額となり、対前年同期比で「-13.4%」の急減です。
注目したいのは、地域別のデータです。
地域別の投資額は北米(55億4,000万ドル)、アジア(31億7,000万ドル)、欧州(31億1,000万ドル)の順に多いですが、欧州を除くすべての地域で投資が減少しました。
傑作なのは北米で、対前年同期比で「-22.7%」の激減です。
オセアニアは「-74.7%」と激減ですが、もともと「8.8億ドル」とボリュームが小さかったので、それも無理ないかもしれませんが、北米の場合は、
2024年2Q:71.6億ドル ⇒ 2025年2Q:55.4億ドルですから金額的には激減です。
注目の合衆国では、
2024年2Q:60.9億ドル ⇒ 2025年2Q:52.3億ドル
――なので「-14.2%」です。
企画財政部は――、
「2025年第2四半期の海外直接投資の減少は、合衆国関税交渉の長期化、合衆国・欧州など主要国の財政赤字拡大およびインフレ懸念に伴う高金利持続などの影響により、投資環境の不確実性が増大した結果と解釈される」
――としています。「合衆国に投資しろと言ってるだろーが」とトランプ大統領に怒られそう数字ではあります。
(吉田ハンチング@dcp)







