韓国・李在明が大統領なのに新型潜水艦のお披露目式をバックレ。

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2025年10月22日、韓国海軍初の「3,600トン級潜水艦」がお披露目式を迎えました。

艦名は「蔣英實チャン・ヨンシル」で「艦番号:SS-087」。

慶尚南道巨済にある『ハンファ・オーシャン』の造船所での進水式が行われました。

↑2025年10月22日に行われた韓国海軍初3,600トン級潜水艦の進水式の様子。YouTube『MBC慶南NEWS』の動画。

張英実は全長89メートルで、3,000トン級の「島山安昌浩ドサン・アンチャンホ級」(全長83m)よりも大型化しました。

探知・攻撃能力、静粛性、生存性などあらゆる面で性能が一段と向上したと評価されています。

鉛蓄電池の代わりにリチウム電池を採用し、潜航時間も延びました。

玄武-4などの潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載できる垂直発射管(VLS)を10基備え、既存の島山安昌浩ドサン・アンチャンホ級の「6基」より増加しました。

カン・ドンギル海軍参謀総長は「わが国の技術で建造された蔣英實チャン・ヨンシルは、スマートで精鋭な強軍への飛躍を告げる号砲だ」と述べました。

原子力潜水艦保有が悲願の韓国海軍としては、そのための道のりの中途で保有する潜水艦としては、今回の「蔣英實チャン・ヨンシル」は「良きもの」であります。

新型潜水艦の進水式というのは韓国にとっては非常に重要な式典です。そのため歴代大統領が欠かさず出席してきました。

1992年10月12日
張保皐チャン・ボゴ級(1,200トン)「利川」(これが国産組み立て1番艦といわれる)の進水式
出席:盧泰愚(ノ・テウ)大統領

2006年06月09日
孫元一ソン・ウォニル級(1,800トン)1番艦の進水式
出席:盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領

2018年09月14日
島山安昌浩ドサン・アンチャンホ級(3,000トン級)1番艦の進水式
出席:文在寅大統領

――ですが、韓国大統領になりおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんは、今回なぜかバックレました。出席しなかったのです。

しかも「公式日程がないにもかかわらず、出席しませんでした」――なのです。

李在明(イ・ジェミョン)さんだけではありません。金民錫(キム・ミンソク)国務総理(首相に相当)、安圭伯(アン・ギュベク)国防部部長(長官)の全員が欠席したのです。

韓国メディアは、

「海軍側は李大統領の出席を前提に準備していたが、直前に不参加が決まり『当惑』を隠せなかった」

「大統領室関係者のコメント(匿名)として『今回の進水式に出席すれば、プロジェクトを始めた前政権の成果を宣伝することになるため、参加を控えた可能性がある』と述べた」

などと書いています。しかし、最大の理由は「北朝鮮を刺激するから」ではないでしょうか。

蔣英實チャン・ヨンシルとは?

面白いのはこの新型潜水艦に付けられた「名前」です。

日本人はほとんど知らないでしょうが「蔣英實チャン・ヨンシル」は人名です。

蔣英實チャン・ヨンシルさんは李氏朝鮮時代の「天才科学者(あるいは技術者)」といわれる人です。

彼は身分制度の厳しい時代に、奴婢出身から王直属の科学官僚に抜擢された特異な経歴の持ち主で、「自撃漏(自動水時計)」や「測雨器(雨量計)」などを発明した――と高く評価されています。

新しく搭載したリチウム電池が火事を起こさなければいいですね。

(吉田ハンチング@dcp)

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