韓国・李在明が「米国に嫌味を披露」⇒ 「このまま実用外交でいけるでえ」

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韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんは、南アフリカ・ヨハネスブルクで開催されたG20首脳会議に出席。

韓国の大統領室は「誇らしい」を連発しているのですが、アメリカ合衆国のトランプ大統領も中国の習近平さんも来ないので、盛り上がらないことおびただしい会合でした。

なにせG7のメンバーは、ロシアが無法に始めた「ウクライナ戦争の終戦問題」が焦点で鉄火場でしたので、韓国のことなど「まさに知らんがな」状態でした。

そんな李在明(イ・ジェミョン)さんですが、トルコ行きの飛行機の中で面白いことを言いました。

「(米中両国が)同時に引っ張れば中間に挟まれたエビの身のような立場になることもあり得るが、またわれわれの取りようによっては両側の立場を適度に調整・仲裁しつつ、我々の活動の幅をいくらでも広げていける」

「中国との協力拡大と米韓同盟の発展、この二つは決して両立不可能なものではない」

「その核心はやはり大韓民国の軍事・安保各分野において自律性を拡大することだ」

「戦時作戦統制権を回復する問題もそうだし、原子力推進潜水艦を建造することもそうだ」

(日中関係について)「韓国の立場から現在の状況を冷静に見守り、国益が損なわれないように、国益が最大化されるよう最善を尽くすべきではないかと思う」

「(日程が)やや無理ではあったが、中国の総理と面談し、日本側にも特別に要請して首脳会談も簡略に行った」

「われわれの基本的立場を誠実に説明し、誤解が生じないようよく協議したので、今のところ韓国の立場として特に何か大きな脅威要因や葛藤要素が追加されるとか、そういうことはない」

「自由貿易秩序は全ての国家がともに生きることができる、ほとんど唯一の道だからだ。結局はその道に行かざるを得ないだろう」

「多国間主義を損なってはならないという考えについては、韓国だけでなく特定国家を除くほぼ大多数の国家が同意するところだ」


↑飛行機の中で記者ブリーフィングを開く李在明(イ・ジェミョン)さん。

簡単にいえば、「自身が唱える実用外交」でいいのだ――という認識を示した発言です。

「台湾にも謝謝、中国にも謝謝」でいくぞ!――と自信を深めたご様子です。

最後の「多国間主義を損なってはならないという考えについては、韓国だけでなく特定国家を除くほぼ大多数の国家が同意するところだ」というのは、明らかに「合衆国」のことを指しています。

カツアゲの圧力にさらされたのがよほど堪えたと見えます。

しかし「多国主義を損なってはならない」は、中国の主張と文言までぴったり一致します。「よしロシアだ、いや清だ、やっぱり日本なのかも……」とやっていた李氏朝鮮は最後にどうなりましたっけ?

(吉田ハンチング@dcp)

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