日本企業にとって朗報かもしれません。

アメリカ合衆国のトランプ大統領が「キュートでかわいい軽自動車を合衆国でも売れるようにしようよ」と言い出しました。
『Bloomberg』などの外信が報じています。以下のような具合です。
(前略)
トランプ大統領は、日本訪問中に目にした小型の軽自動車に魅了されたようで、安全性の懸念があるにもかかわらず、それらが合衆国で製造・販売される道を切り開いた。「彼ら(軽自動車)はとても小さくて、本当にかわいい。だから私は『この車はアメリカでどうなんだろう?』と聞いたんだ」
――とトランプ大統領は水曜日、ホワイトハウスで記者団に語り、バイデン政権下で導入された厳格な燃費基準の緩和計画を説明した。
さらに彼はこう続けた:
「でも、われわれの国ではその車を作ることが許されていない。でも、あの車はとても良くやってくれると思う。だから、われわれはその車を承認するつもりだ」
――彼は、軽自動車の生産承認について、ショーン・ダフィ運輸長官に許可を出したと付け加えた。
(中略)
トランプ大統領の最新の指示を受けて、ショーン・ダフィ運輸長官は「トヨタ自動車やその他のメーカーが、より小さく、より燃費効率の良い車を合衆国で製造・販売できるように準備を整えた(cleared the deck)」と述べた。
(後略)⇒参照・引用元:『Bloomberg』「Trump Wants Asia’s ‘Cute’ Kei Cars to Be Made and Sold in US」
読者の皆さまもご存じのとおり、日本の軽自動車は欧米でカルトな人気を得ています。しかし、合衆国のルールでは「25年超前に製造された車両」でないと、衝突安全基準を満たさなければ輸入が認められません。
そのため合衆国の皆さんは、中古の軽自動車に乗っているのです。
今回の措置により、日本の軽自動車の人気が上がるかもしれませんね。ただし、合衆国で生産された自動車についての話です、
トランプ大統領に頭には「合衆国で生産された軽自動車が日本に輸出されて売れるのではないか」まで考えている模様です。

ここで注意したいのは、あくまでも「Kei Cars(軽自動車)」であって、「K-Cars」ではない点です。
トランプ大統領が推しているのは「軽自動車」です。断じて「K-自動車」ではありません。
(吉田ハンチング@dcp)






