韓国政府が来年度の予算案を組みましたが、借金も大きく増やすものとなっています。
2021年予算:555兆8,000億ウォン(2020年比:8.5%増)
対GDP国家債務比率:46.7%(予測)
赤字国債発行額:89兆7,000億ウォン
本年度より大きな予算となっていますが、あのビッグなプロジェクト「韓国版ニューディール」も始まり、お金を突っ込まなければならないためです。新型コロナウイルス騒動からの回復もおぼつきませんので、税収は確実に不足しますが、それを約90兆ウォンの赤字国債発行で補うつもりです。
ちなみに、2019年の国債発行額は「60兆ウォン」でしたのでなんと1.5倍です。
借金して予算を膨らしているわけですが、果たしてこれがいつまで持つかです。
なにせ、このままいくと2022年には韓国政府の債務は「1,000兆ウォン」を超えるのが確実視されているのです。
また、先にご紹介したとことがありますが、そもそも韓国の債券市場というのはそれほど大きいわけではありません。いつもより30兆ウォン多く国債を発行します!と政府が息込んでも、「消化できるのか?」という根本的な疑問もあります。
ヘッドが文在寅大統領ですし、いくところまでいくしかないのでしょう。
(柏ケミカル@dcp)