韓国は輸出で食べている国ですので、とにかく輸出が回復しないことには、この経済的苦境から脱出することはできません。
ですので韓国の輸出が回復しているかどうかは、韓国経済の先行き・現状についての重要な指標になります。
韓国「関税庁」から「09月01-20日」の輸出入金額のデータが公表されました。
2020年09月01-20日
輸出金額:296億ドル
前年同期比:10.2億ドル増加(3.6%増)
輸出金額:296億ドル
前年同期比:10.2億ドル増加(3.6%増)
「増加して良かった」に見えるのですが、これは毎度のこと。本年は、前年同期に比べて営業日数が2日長かったためです。
1日平均の輸出金額にすると
2019年09月01-20日:21億1400万ドル/日
2020年09月01-20日:19億700万ドル/日
2020年09月01-20日:19億700万ドル/日
輸出額が1日当たり「2億700万ドル減少」
前年同期比:マイナス9.8%
となります。
つまり、2020年09月はここまで(09月01-20日)昨年と比べて約10%少ない輸出額にとどまってるわけです。
韓国の輸出はいまだ低迷を続けており、そのため経済の回復は難しいといえます。
(柏ケミカル@dcp)