2020年10月06日、台湾『国民党』が提出した二つの決議案、
②アメリカ合衆国との外交関係を再開することを求める決議
が満場一致で可決されました。
決議案では以下のことが推奨されています。『Taiwan News』の報道から引用します。
The Tsai Ing-wen government should actively persuade the U.S. government to act in accordance with the spirit of its “Taiwan Relations Act. Once the CCP threatens Taiwan’s security and socio-economic system, at the request of the Taiwan government, it will regard the aforementioned CCP’s actions as a threat to peace and stability in the Western Pacific, and assist our country resist through diplomatic economic and direct military methods.
蔡英文政府は、「台湾関係法」の精神に則った行動をとるよう、合衆国政府を積極的に説得すべきである。中国共産党が台湾の安全保障と社会経済体制を脅かしたら、台湾政府の要請に応じて、前述の中国共産党の行動を西太平洋の平和と安定に対する脅威とみなし、外交的経済的方法と直接軍事的方法によって、わが国が抵抗するのを支援するものだからである。
⇒参照・引用元:『Taiwan News』「KMT resolutions call for renewed Taiwan-US diplomatic relations, defense against CCP」
(原文・英語/筆者(バカ)意訳)
というわけで、台湾海峡の向こう岸では中国共産党政府が苦虫を噛みつぶしたような顔をしているわけですが、台湾と合衆国は関係を深める方向で動いています。
トランプ大統領のコロナ罹患、大統領選挙の関係でここのところ合衆国側では派手な動きは出ていませんが、一方の台湾では反中国共産党の動きが地歩を進めています。
(吉田ハンチング@dcp)