充電中に火災を起こした、韓国『現代自動車』の電気自動車「コナ・エレクトリック」2万5,564台がリコールとなりました。
2020年10月04日に同車種が火事を起こして注目されましたが、
「コナ」は2018年04月の販売開始から2020年10月05日までに12回の火事を起こしています
ので「バッテリー周りに何か欠陥があるのではないか」と目されていましたが原因が特定されました。韓国国土部の資料によると、
現代自動車で製造、販売したコナ電気自動車は、車両の充電完了後、高電圧バッテリーの電池セルの製造不良*による内部短絡(ショート)、火災が発生する可能性が確認され、10月16日から是正措置(ソフトウェアの更新と点検後、バッテリーの交換)に入る。
*製造工程上の品質不良で正極板と音( – )極板の間にある分離膜が損傷
⇒参照・引用元:『韓国国土部』公式サイト「現代、コナ(EV)自発的製造上の欠陥是正(リコール)実施」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
※強調文字は筆者による
ちなみにこの電池セルを製造したのは韓国企業『LG化学』です。
『LG化学』では今回の国土部の原因公表について反発しています。
韓国メディア『CHOSUN BIZ』の記事によれば、
「『LG化学』はこの日午後、「リコールは、火災の正確な原因が究明されていない状態で発表したもの」とし「『現代自動車』と共同で実施した再現実験でも、火災につながるなかった」と発表した。
国土部暫定結論を正面から反論したものである。追加調査が必要だというのがLG化学の立場である」
とのこと。
いずれにせよ、世界的リコールは避けられないでしょう。欧州だけでも同車種は「5万台」を出荷してるそうです。そんな火事を起こすような自動車はごめんですね。
(吉田ハンチング@dcp)