韓国の文在寅大統領が「クリーンエネルギー政策」を推進しているためか、韓国では「原子力発電所」が目の敵にされ、最近やたらと「水素」という言葉がメディアに踊るようになりました。
よせばいいのに「水素経済を実現!」「韓国が世界の水素経済をリードする」なんて話が出ています。後述しますが韓国には水素経済についてのコア技術なんかナニもないんですよ。
で、2020年10月20日、韓国メディア『ソウル経済』に「『韓国疾走紛砕機』日本、水素経済の主導権をめぐって露骨牽制」というタイトルから噴飯ものの記事が出ました。
主旨としては、以下の引用部分が全てです。
(前略)
国内水素産業振興などを総括している『水素融合アライアンス推進団』などによると、日本は韓国が官民合同で水素経済を積極的に推進し、成果を挙げると、国際協力などで韓国排除に熱を上げている。実際、世耕弘成日本経済産業相は、昨年、自国で開かれた主要20カ国(G20)首脳会議で、「水素と燃料電池の分野でリードしている日本・米国・欧州連合(EU)が協力を強化し、世界をリードしていきたい」と強調した。
(後略)⇒参照・引用元:『ソウル経済』「『韓国疾走紛砕機』日、水素経済の主導権をめぐって露骨牽制」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
つまり、
と恨み言を述べているわけです。あほらしいことこの上ない話ですが、さて韓国は本当に成果を挙げてなどいるのでしょうか? 確かに、
だったりしますが、水素製造設備は日本の技術でできています。納入元こそ韓国企業『現代ロテム』ですが、日本の『大阪ガス』から技術移転を受けて造れたもの。
『韓国エネルギー技術研究院』が200億ウォンをかけて開発したという「国産技術」があったはずなのですが、恐らく役に立たなかったのでしょう、『現代ロテム』は『大阪ガス』に技術供与を求めました。
というわけで、韓国自慢の未来型水素シティーは日本の技術がなければ造れないわけで、つまりは「日本・アメリカ合衆国・EU」と共に世界をリードしていくことなど不可能なのです。
ですから韓国は呼ばれないのです。決して排除しているわけではありません。
何か重要なものを持っているなら放っておいてもお声がかかります。かからないのは「お金」も「技術」もないからです。
(吉田ハンチング@dcp)