『IAEA』グロッシー事務局長、韓国の野党にうんざり

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2023年07月09日、『IAEA』のラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長は韓国最大野党『共に民主党』との面会に臨みました。

この集団は、日本を貶めること(同時に尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を引きずり下ろすこと)が目的で、科学的な検証結果などに全く興味がありません。

そのため、会うだけ無駄なのですが、グロッシー事務局長は立派なことに面会に応じ、付き合いました。大変に立派な態度といえるでしょう。

「福島原発汚染水(原文ママ:筆者注)海洋投棄阻止対策委員会」の面々が参加してグロッシー事務局長を難詰しました。韓国メディアによれば、以下のような発言をしています。

ウ議員「『IAEA』が周辺国への影響をきちんと調査せずに(汚染水排出が国際安全基準に適合していると)結論を出したのは『自己検証』であり、『日本カスタマイズ調査』だ」

「(処理水が)そんなに安全だと確信するなら、水不足国である日本にその水を飲料水や工業用水、農業用水に使うように勧告しろ」

周辺国への影響をきちんと調査せず、というのは全く認識違いです。「ほとんど影響はない」とした結論には周辺国への影響も含んだものです。また、本件については、韓国の科学者からも同様に「影響はない」という結論が出ています。今さら何を言っているんだ――で、全くお話になりません。

また、工業用水や農業水に使ったところで、それは結局廃水として、やがては海に流れ込みます。処理水の海洋放出と何が違うのでしょうか。さらにいえば、飲料水・農業水・工業用水に使うかどうかは日本が決めることであって、『IAEA』には関係ありません。日本憎しで、グロッシー事務局長にも難癖をつけているだけです。

ちなみに、このウ議員は日本の処理水放出に反対して「断食14日目」とのこと。おなかが空きすぎて頭に血が回ってないのではないか、だからこんな愚かな発言をしているのではないか、との疑いもあります。

ばかな発言を繰り出す『共に民主党』議員に対して、グロッシー事務局長がうんざりした様子がメディアにも捉えられています。『東亜日報』の記事から引用してみます。

(前略)
グロッシ総長は、民主党議員の厳しい発言に困惑したように固い表情でため息をついたり、民主党議員の発言が長くなると腕時計を指さすなど、進行を促した。
(後略)

⇒参照・引用元:『東亜日報』「그로시 만난 野의원들 “그렇게 안전하면 日에 음용수-농업용수로 쓰라고 권고를”」

「時計を指した」はネットスラングでいえば「あくしろよ」で特に傑作です。グロッシー事務局長は心底うんざりしたのでしょう。

イ・ソヨン院内報道官によると、「対策委は海洋放流以外の代替案の再検討、および海洋汚染水(原文ママ:引用者注)の日程延期を日本に要求し、国際機関と一緒に放流の影響を分析することをグロッシー事務局長に提案した」と述べています。

これについては、「グロッシー事務局長は『今後も対話を続ける』と答えを避けた」としましたが、これは回答を避けたのではなく、拒絶と考えるべきでしょう。『共に民主党』は自分たちの都合のよいように解釈しています。

『IAEA』による科学的な調査の結果を認めないような国には、何を話しても全く無駄です。「非韓三原則」はこのようなときにも有効です。韓国を相手にするときには、

・教えない
・助けない
・関わらない

というのが最良の選択なのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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