驚くべきニュースが出ました。国境紛争で火花を散らすインドと中国ですが、中国軍がインド軍に対してマイクロ波兵器を使用したというのです。国際関係学院副院長の金燦榮が2020年11月11日、微博(ウェイボー)で明らかにしました。
2020年08月29日に、インド軍はチベットの特殊部隊1,500人を動員し、パンゴン湖南岸の丘陵を占領したのですが、これに対して中国軍はマイクロ波兵器の使用を決断。「発砲できない」ので使用したとのこと。マイクロ波兵器というのは、電磁波を照射して兵器や人体に被害を与えるものです。
インド軍は15分ほどで嘔吐などの症状に悩まされ、撤退を余儀なくされたとのこと。中国軍はこの丘を奪還しました。マイクロ波兵器が使用されたという話は10月初旬にインドメディアから出てはいたのですが、中国側から明らかにされたのはこれが恐らく初めてのケースだと思われます。
(吉田ハンチング@dcp)