「ドルはさらに20%下落」の予測で韓国の首が絞まる

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毎度おなじみ韓国メディア『毎日経済』に見逃せない記事が出ました。

したたるドルの価値……「20%下落することも」

とタイトルもなかなか奮っています。記事の主旨としては、

2年ぶりにアメリカ合衆国ドルの価値が最低水準に落ちた中、さらに下落が続くという見通しが相次いで出ている。
(後略)

⇒参照・引用元:『毎日経済』「したたるドルの価値……20%下落することも」

この一文に尽きるのですが、輸出1本で食べている国、韓国としてはこれ以上のウォン高が続くと輸出商品の価格戦闘力が損なわれ、しゃれにならない事態となります。

先に韓国中小企業の多くが想定レートを「1ドル=1,118ウォン」としており、それ以上ウォン高が進行すると赤字に転落するという件をご紹介しましたが、つまり大変にまずい状況です。

上掲は、ドルの強さを示す「DXY」の日足チャート(2020年11月27日17:35現在)ですが、底で耐えているように見えますが、さらに下に抜きそうな気配もあります。

同記事はシティグループの予測を引いて以下のように記事を結んでいます。

(前略)
シティグループは、ドルの価値が来年さらに20%下落という見通しを示した。

ゴールドマン・サックスとINGもそれぞれ年間6%10%下落を予想した。

ここからさらに20%も下落したら……韓国の輸出企業は大変な打撃を被ることになります。読者の皆さまもドルウォンの今後にご期待ください。

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韓国は輸出産業1本で食べていますので、基本的に「ウォン安」でないと困ります。輸出製品の価格戦闘力が失われるからです。しかも、現在は最大の輸出相手国が中国ですので、中国の人民元よりも割安でないといけません。ただ、中国もウォンで支払ってもらって...

(柏ケミカル@dcp)

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