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韓国企業は「1,118ウォン」で赤字へ転落!これ以上「ウォン高」はマズイ

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韓国は輸出産業1本で食べていますので、基本的に「ウォン安」でないと困ります。輸出製品の価格戦闘力が失われるからです。しかも、現在は最大の輸出相手国が中国ですので、中国の人民元よりも割安でないといけません。ただ、中国もウォンで支払ってもらっても仕方ないですので、ドルを挟んで「人民元」と「ウォン」がにらみ合うという面倒くさい構図になっているわけです(実際、ずいぶん前にご紹介しましたが中国も韓国との貿易の決済ではドルの使用がほとんどです)。

現在、ドル安が進行して、韓国の「ウォン」は急速にウォン高に向かっています。Money1では連日ご紹介していますが、2020年11月16日、17:47には「1ドル=1,105.89ウォン」にまで達しました。このウォン高は輸出産業にとって大変に困った事態です。

で、韓国メディアに非常に重要な指摘がある記事が出ました。

韓国の「中小企業中央会」が輸出産業の中小企業308社にウォン高の影響についてのアンケートの結果を公表したのです。それによれば、62.3%の企業がウォン高の進行により収益性が悪化したと回答しています。また、

年初に立てた事業計画の利益を達成するのに適切なレート
「1ドル=1,118ウォン

となっています。上記のとおり、この適切とするレートをすでに割っています。ちなみに、直近のドルウォンの日足チャートに「1ドル=1,118ウォン」の水平線を引いてみると以下のようになります(チャートは『Investing.com』より引用)。

さらに以下のような回答も注目ポイントです。

事業計画策定時から10%為替レートが下落した場合(ウォン高になった場合)

営業利益が10%以上下がる……32.3%
営業利益が7~10%下がる……25.0%
営業利益が4~7%下がる……25.0%
営業利益が1~4%下がる……17.7%

というわけで、韓国の輸出産業にとっては利益がなくなりそうな、いやそれどころか赤転しそうな嫌な感じになって参りました。

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(吉田ハンチング@dcp)

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