2020年11月30日、韓国株式市場で外国人投資家が大きくセルコリア(韓国売り)を行いました。なんとわずか1日で「2兆4,278億ウォン」を売り越したのです。
⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
この「2.4兆ウォン売り越し」は、売買動向を集計し始めた1999年以来の新記録です。また、この日個人投資家は「2兆2,206億ウォン」を買い越しています。
11月30日は上掲のとおり、大きく下落しています。外国人投資家の巨額売り越しが非常に効いたわけです。
なぜ急に外国人投資家が巨額の売りに転じたのか、については「バフェット指数」が影響しているとする指摘もあります。バフェット指数は、株式の時価総額を名目GDPで割り、株式市場の割高・割安を判断するものです。
11月27日の時点でバフェット指数が「112.7%」で過去最大となっていたので、過熱相場を警戒して売りを行ったのだ――という説明です。本当かどうかは分かりません。
(吉田ハンチング@dcp)