「政界を巻き込む一大疑獄事件に発展しそう」とご紹介してきた、韓国「オプティマス資産運用」(Optimus Asset Management)の詐欺案件。ついに犠牲者を出す事態になりました。
しかも政府与党『共に民主党』の李洛淵(イ・ナギョン)代表の「代表室副室長」という政権中枢に近い人物が自死してしまったのです。
この副室長は、2020年12月02日、ソウル中央地検で午後06時30分ごろまで調査を受けていたのですが、夕食後調査を再開となっていったん外出した後行方不明となりました。
2020年12月03日、午後09時15分、副室長の遺体が発見されました。副室長は、「オプティマス経営陣の要請を受けて政界に口利きをした人物」と目されていたのです。
先にご紹介したように、この事案については「(もしこの件が追究されれば)みんな死ぬ」という発言が出ていました。韓国の検察はどこまで切り込めるでしょうか。調査の進展にぜひご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)