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韓国『LG』高らかに謝罪と賠償を請求! 韓国企業同士の仁義なき戦い

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2021年02月11日、韓国『LGエネルギーソリューション』(旧『LG化学』のバッテリー事業部)は、先にご紹介した『SKイノベーション』との営業秘密侵害訴訟に勝ったことでオンライン記者会見を開催。

アメリカ合衆国『国際貿易委員会』(略称:ITC)の裁定について、

「弊社の主張どおりSKバッテリーの合衆国の輸入が10年の間に禁止された。生産と流通と販売禁止も要請したが、100%受け入れられた

と高らかに勝利を宣言しました。面白いのは損害賠償の金額がこの判決によって変動する可能性について示唆したことです。以下の発言をご覧ください。

(前略)
「合衆国の連邦営業秘密保護法の損害賠償基準によると、法的には、損害賠償額の最大200%まで懲罰的損害賠償を受けることができる」

「ただ『SKイノベーション』との交渉金額にこれを含めるかどうかは、完全に『SKイノベーション』の態度にかかっている
(後略)

100%勝利と宣言しましたので気持ちも大きくなっている模様です。『SKイノベーション』の態度について以下のようにも述べています。

(前略)
「これまで双方が合意できなかった最も重要な理由は、『SKイノベーション』が営業秘密を侵害した事実を認めず交渉に臨んだことだ」

「『SKイノベーション』が、今回の最終決定を尊重し、営業秘密の侵害を認める次元で交渉に乗り出したなら、『LGエネルギーソリューション』も真正性のある態度で、合理的な交渉に臨む考えだ」

まだ判決も出ていない時点での交渉では『SKイノベーション』も「盗んでなんかいない」と言わざるを得なかったでしょう。

さらに以下です。

「『SKイノベーション』がより前向きに真正性を持って交渉に臨むなら、『SKイノベーション』も将来の受注のための事業計画を継続することができる」
(後略)

真正性」とどこかで聞いたような言葉が繰り返されています。

これで『SKイノベーション』は完全に『LGエネルギーソリューション』の下に立つことになりました。ここぞとばかり、かさにかかって攻め立てるに違いありません。まさに韓国的な風景です。

⇒参照・引用元:『news1』「LG『SK、もう営業秘密の侵害を認めなさい…その後の交渉可能』」

(吉田ハンチング@dcp)

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