「韓国の『Amazon』」と呼ばれる韓国企業『Coupang(クーパン)』は、2021年02月12日、『NYSE』(New York Stock Exchangeの略:ニューヨーク証券取引所)に上場申請を行いました。
↑韓国の「Amazon」と呼ばれる『クーパン』のホームページ
ただし、同社は先にご紹介したとおり赤字の会社です。営業利益がどのようにマイナスを記録してきたかを見ると以下のようになります。
『クーパン』の営業利益推移
2016年:-5,521億ウォン(約-530億円)
2017年:-6,487億ウォン(約-623億円)
2018年:-1兆1,651億ウォン(約-1,118億円)
2019年:-7,127億ウォン(約-684億円)
2020年:-5,842億ウォン(約-561億円)
2016年:-5,521億ウォン(約-530億円)
2017年:-6,487億ウォン(約-623億円)
2018年:-1兆1,651億ウォン(約-1,118億円)
2019年:-7,127億ウォン(約-684億円)
2020年:-5,842億ウォン(約-561億円)
営業利益はマイナスが継続していますので営業損失と呼ばないといけませんが、2018年には「1兆1,651億ウォン」(約1,118億円)もの赤字です。
累積の営業損失は2016年~で「3兆6,628億ウォン」。また、2021年度に営業利益は黒字になるかというと望み薄です。
同社のIPO(新規株式公開)で「さすが孫正義」などと言われることがありますが、この営業損失ですので『ソフトバンクグループ』『ビジョンファンド』が投入した合わせて30億ドル(約3兆3,000億ウォン)などとうにありません。
IPOをかけて資金調達しないと企業が存続できないともいえるのです。
(吉田ハンチング@dcp)