韓国では株式投資ブームで、KOSPI、KOSDAQに個人投資家は巨額を突っ込んでおります。
2020年01月~2021年02月でいかに個人投資家が株式を買い越しているのかのデータをまとめましたので以下をご覧ください。
上掲のとおり、KOSDAQではずっと買い越しでプラス。売り越しに転じたことはありません。
またKOSPIでは売り越し(買い越しでいうとマイナス)になったのは、2020年11月だけ。あとは全部買い越しです。特に2021年01月には「22兆3,384億ウォン」(約2兆1,221億円)と巨額を買い越しています。
この期間の合計は以下になります。
2020年01月~2021年02月
韓国「個人投資家」の買い越し金額合計
KOSPI:78兆2,672億ウォン(約7兆4,354億円)
KOSDAQ:20兆9,708億ウォン(約1兆9,922億円)
小計:99兆2,380億ウォン(約9兆4,276億円)
韓国「個人投資家」の買い越し金額合計
KOSPI:78兆2,672億ウォン(約7兆4,354億円)
KOSDAQ:20兆9,708億ウォン(約1兆9,922億円)
小計:99兆2,380億ウォン(約9兆4,276億円)
というわけで、韓国の個人投資家がこの14カ月で韓国株式市場で買い越した金額は「約100兆ウォン」に達します。そのうちの「約22兆ウォン」は2021年01月に突っ込んでいます。
以下のKOSPIの「月足」のチャートをご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用)。
「月足」なのでローソク足1本が1カ月の値動きを示します。2021年01月は、長い上ヒゲが出ていることからも分かるとおり、ドンと「3,266.33」とKOSPI史上最高値まで上がったのですが、戻されました。
つまりKOSPI史上最高の天井圏の戦いで資金を投入した個人投資家が多いわけです(KOSPIだけで見ると「22兆3,384億ウォン/78兆2,672億ウォン = 28.5%)。
この先も上がればいいですが、下がるとどうなるでしょうか。もちろん阿鼻叫喚の事態となります。韓国個人投資家のためにも韓国株式市場がさらに上昇することを祈念いたします。
(吉田ハンチング@dcp)