アメリカ・トランプ大統領とEU・ユンケル委員長との交渉は大した成果は上げられませんでした。アメリカも振り上げた拳のふり下ろしどころがなく、EUもメンツがあるのでアメリカの恫喝に屈したと世界に受け取られるわけにはいきません。
自動車以外の工業製品についてお互いに関税を撤廃する(関税ゼロ・非関税障壁ゼロ・補助金ゼロ)交渉を進める。その交渉を行っている間は「自動車に対する関税の発動を行わない」という話で、一応トランプ大統領も合意した……かのように見えます。
結局のところナニも決まっていませんし、これから始まる交渉次第というわけです。アメリカ・トランプ大統領の評判は世界的に悪くなっていくばかりで、またアメリカ国内での支持も好転しているわけではありません。中間選挙のために世界的にケンカを売っているのでしょうが……こんなので果たして中間選挙で勝てますでしょうか!?
(柏ケミカル@dcp)