韓国の借金の話などもう聞き飽きたかもしれませんが、新記録樹立となりますのでご紹介します。
韓国政府の負債がついにGDPを抜く!
韓国企画財政部(財務省に当たります)は2021年04月06日、「2020会計年度国家決算プレスリリース(最終)」を公表。コロナ禍に見舞われ、お金をじゃぶじゃぶ回したため大変によろしくないことになりました。
特に注目すべきポイントをご紹介します。
上掲は簡易な貸借対照表ですが、負債の部がひどいことになっています。
負債の部
流動負債:167.6兆ウォン(対前年比:14.1兆ウォン増加)
長期借入金:;658.5兆ウォン(対前年比:111.6兆ウォン増加)
年金など引当金:1,102.6兆ウォン(対前年比:102.3兆ウォン増加)
その他非流動負債:56.6兆ウォン(対前年比:13.6兆ウォン増加)
合計:1,985.3兆ウォン(対前年比:241.6兆ウォン増加)
流動負債:167.6兆ウォン(対前年比:14.1兆ウォン増加)
長期借入金:;658.5兆ウォン(対前年比:111.6兆ウォン増加)
年金など引当金:1,102.6兆ウォン(対前年比:102.3兆ウォン増加)
その他非流動負債:56.6兆ウォン(対前年比:13.6兆ウォン増加)
合計:1,985.3兆ウォン(対前年比:241.6兆ウォン増加)
政府負債(これは年金など引当金も込み)はついに「1,985.3兆ウォン」(約195兆円)となり、前年より「241.6兆ウォン」(約24兆円)も増加しました。
資産の部も一応「2,490.2兆ウォン」(約244兆円)と「対前年比:190.8兆ウォン」(約19兆円)増加していますが、負債の方が大きく増えたので、純資産は「504.9兆ウォン」(約49兆円)と対前年比で「50.8兆ウォン」(約5兆円)減ってしまいました。
政府負債「1,985兆ウォン」というのは韓国初のことで、なにより昨年のGDPが「1,924兆ウォン」(約189兆円)とされていますので、ついに政府負債がGDPを上回ってしまったのです。
企画財政部は「大丈夫」と言う!
企画財政部はまだ大丈夫と言っています。本件を報じた韓国メディア『毎日経済』で以下のように担当官の言葉を引用しています。
(前略)
企画財政部ガン・シンジュン財政管理官は、「コロナ19対応の拡張財政で財政赤字が大きくなるのは、世界的に一般的な状況」とし「先進国や世界平均に比べて、韓国は良好な水準」と説明した。
本当に大丈夫なのか非常に疑問です。直近でいえば、次の政権は一体どうするつもりなのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)