テスラ、資金ショートのリスクは変わらず

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「株式の非公開騒動」で一瞬忘れられたかもしれませんが、テスラには「資金繰り問題」があります。借入総額は「105億ドル」にも膨らんでいますが、中国への工場建設など、同社はこれからも膨大な資金が必要になりますが、そもそも赤字の会社なのでお金は出ていく一方です。早晩、どこかで資金調達が必要になると考えられています。

実際、『ロイター』でも「テスラ、非公開化断念でよみがえる資金繰り懸念」というコラム記事が掲載され、同様の指摘がされています。「よみがえる」も何も半年以上前前からいわれていたことで、ここ最近は非公開騒動の影に隠れていただけです。

テスラは、借金の返済に「内部資金転換社債の資金を充当する方針」としていますが、徐々にキャッシュが減っていっているのは確かです。どこかでドンと資金を増やすための動きがあるかもしれません。まあそれも借金ですけどね。

⇒『ロイター』「アングル:テスラ、非公開化断念でよみがえる資金繰り懸念」
https://jp.reuters.com/article/tesla-finance-idJPKCN1LE089

(柏ケミカル@dcp)

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