中国が主導する『AIIB』(Asian Infrastructure Investment Bankの略:アジアインフラ投資銀行)に日本とアメリカ合衆国は参加しておりません(関与はする)が、韓国は参加しています。
来る05月22日にバイデン政権になって初の米韓首脳会談が予定されているというのに、韓国の企画財政部が面白いプレスリリースを出していますのでご紹介します。
2021年05月11日に出された以下のリリースで、標題は「2021年AIIB事業参加アクティブ化懇談会」。
『AIIB』の事業に参加した企業の経験を共有し、事業の発掘推進を積極的に行っていこうという主旨の懇談会が開催され、その内容を知らせるプレスリリースです。
このリリースの注目ポイントを一部を引用してご紹介します。
『AIIB』は資金余力が豊富で、効率的な組織運営によって投資環境の変化に機敏に対応可能で、韓国の企業が事業協力パートナーとすることに適していると強調した。
さらに政府は、韓国企業が『AIIB』事業に参加の機会を持つことができるように努力すると明らかにした。
今後、企画財政部は、韓国と『AIIB』間のコラボレーションの機会を拡大するための政策支援を積極的に推進し、韓国企業の『AIIB』への参加と受注活動を積極的に支援していく計画である。
「何をか言わんや」という言説です。韓国は自分から中国の経済圏に飲み込まれるように動いています。
(吉田ハンチング@dcp)