中国『ファーウェイ』スマホ事業は困り果てている!対前期50%減少

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日本ではあまり報道されないのですが、中国『Huawei(ファーウェイ)』(華為技術)のスマホ事業は非常に傾いています。かつては世界シェアを争い、独自のKirinチップを採用したハイエンドなスマホで『Apple(アップル)』iPhoneとも戦っていたのですが……。

やはり、アメリカ合衆国・前トランプ政権の制裁措置が効きました。製品に必要な半導体が入手できなくなったため、スマホのラインアップが縮小。『Canalys』の調査によれば2021年第1四半期の中国での出荷台数は3位に落ちています。

以下が他メーカーとの比較です。

2021年第1四半期中国市場での出荷台数
第1位 『VIVO(ビボ)』:2,160万台(対前年同期比:79%増加
第2位 『OPPO(オッポ)』:2,060万台(対前年同期比:65%増加
第3位 『ファーウェイ』:1,490万台(対前年同期比:50%減少
第4位 『Xiaomi(シャオミ)』:1,350万台(対前年同期比:75%増加
第5位 『Apple(アップル)』:1,200万台(対前年同期比:49%増加)

『ファーウェイ』の苦境については、同社コンシューマー部門のトップである余東承さんがWeChat(微信)で『ファーウェイ』の苦境を正直に告白しています。余東承さんはしばしば微信で弱音を吐くちょっと変わった方で、その度に話題になります。

例えば、以下は2021年04月30日のつぶやきです。

余承东Richard
短短两年不到的时间,美国对华为进行了 四轮制裁,一轮比一轮狠毒,把华为消费 者业务逼到极端困难,无法发货,高端市 场主要都让给了苹果公司。中档及低端让 给了三星、OPPO、VIVO和小米。

余承東Richard
2年足らずで合衆国は『ファーウェイ』に4ラウンドの制裁を課した。1ラウンドはより悪質であり、『ファーウェイ』のコンシューマービジネスは非常に困難で商品を届けることができない

ハイエンド市場は主に『Apple』に与えられている。ミッドレンジとローエンドは『Samsung(サムスン)』、『OPPO』『VIVO』『Xiaomi』だ。

『ファーウェイ』は主力のスマホ事業が傾いているので電気自動車など他の事業を急いで育てようとしています。

(吉田ハンチング@dcp)

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